第9回 clubES エスクミ・大平宿
 クラブESの2004年エスクードミーティングは、古民家が建ち並ぶ大平宿に一泊する林道ツーリング。古民家の囲炉裏端に泊まって、薪で焚く風呂に浸かるという趣向で、猛暑の長野県飯田市から山の中にやって来ました。
 「去年のキャンプと同じくらい面白いですよ。林道ツーリングも付けちゃいましょう」
 今年の夏は、くろかんノマドのだいすけさんがエスクミを案内します。いつもは雪中行軍の場所に使っているという長野県飯田市の山中、大平宿に出かけます。大平宿は江戸期の宿場の名残をシビックとラストによって保存しているところ。
 県道は舗装されていますが、エスクード勢はダートの林道を使ってやって来ました。雪中行軍だったら音を上げるであろう山道も、夏の間はフラットダート。標高が上がるにつれ、飯田の街の猛暑がウソのように涼しくなります。
 古民家は“すすわたり”が実際に出現する囲炉裏端の佇まいに、薪で焚く風呂。電気は通じていますが、オイルランプの明かりで宴会です。
 ここ数年、家族参加が増えていることもあって、エスクミのコーディネートに家族サービスの要素も加えてくれるところは、クラブESのありがたい部分。大人は大人で飲んだくれ、子供達は沢で遊んだり花火大会に興じたり、花火が尽きたら怪談話で“大人を”怖がらせたりと夏休みを満喫します。
 宴会も佳境を過ぎるといつものパターンで、明日の移動ルートをどうするか。飯田に来たら飯田線(と言うよりずばり田切駅)立ち寄りだとか、どこそこの温泉が良いとか、馬刺を食っていこうとか・・・ 大人達も週末を楽しむのであります。