かき氷を食いたいぞ。という季節ですんで、剛力2号を投入。旧型の1号は専用皿で製氷しないと氷をかくことができませんでしたが、2号は今風にバラ氷にも対応しているので、ロックアイスでもぶっかき氷でもガリガリと削れます。剛力てのは、要するにかき氷機のことです(これだって充分に野暮ったい名前だよな)「味付けはイチゴとブルーベリーと練乳とカルピス(原液)がありますっ」
「な、なんですか。そのカルピスって???」
「題して初恋の味だ。文句あるか」
 いや、ほんとに美味いんです。実際、消費量ではイチゴに打ち勝っております。
 つくばーどというと、一路浜松から補助燃料を携行してまでやってくる名物男、SIDEKICK氏が有名人ですが、6回目にして遠距離参加の記録を奪取されました。今回の遠距離一番は、名古屋から赤いノマドでやってきたりりかさん。今のところはクルマに手を入れていないのですが、彼女が目指しているのは、廃道トレイルやトライアル競技への参加だそうです。でも今は、「デフロックってなに?」状態ですが(エスクードにはデフロックついてないのよ)・・・
 りりかさんは、ネット上での友人を訪ねて前日から茨城に来ており、その友人達を連れて来られました。みなさん楽しんでいただけたかどうか。ろくにお相手もできませんでした。
 初登場組では、千葉県からお越しの球坂なるさん、ひたちなか市からやってきたくらげうにこと福永さん(このハンドルは一体・・・?)。前回単独で来られた鈴木の爺こと田中さんのご家族と、常連を合わせてなんだかんだで24名が集まっていました。
 飲んで食って氷をすすって、あとはそれぞれのクルマの試乗会。同じエスクードでも足回りやエンジンのいじり方で「こんなに違うか」の連発。それでいて「ノーマルってかなり良いのではないか?」という声もあり、一同奥の深さに頷いたり首をかしげたり。時間の経過を忘れてわいわいやっておりました。
 麓から祇園祭の囃しの音が聞こえてくる夕暮れまで、空は夏の色。地平線は一日中、霞むことなく空との境界線を見せつける、恵まれた日曜日でした。