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長女の霰は、射手座のA型で亥年。ことしの誕生日が初の“年女”を語れる日となりました。
12年前のこの日、日付が9日に変わったあとの凍てついた満月の深夜に生まれた彼女は、1歳の誕生日あたりまではチャーリー・ブラウンのような頭髪の少なさで、
「ずーっとこのままだったらどうするよ?」
という危惧はあったものの、夜泣きもせずカメラ目線で笑うのが得意で、
「最初の子は手間がかからない」
という周囲のアドバイス通りに育ってくれました。
しかし親が親なので、そのまま放置しておくとどんな育ち方をするか危ぶまれもしていたのですが、幸いにも、ゆーたさんとかじゅんきちさんとかまさねさんとか風花さんとかはなさんとか、それぞれ異なる様々な得意分野でインテリジェンスを植え付けてくれるおば・・・お、おねえさまがたに恵まれ、順当にティーンエイジャーへの道を歩んでいます。
射手座、亥年という組み合わせで割と猪突猛進かと思っていたのですが、案外A型の血が歯止めをかけているのか、どちらかというとおっとりでのんびり。
ひらめき型の妹・霙とは対照的で、判断と決断力の処理速度が低いようです。
この日、お祝いに好きな服を買いに行こうと出かけたものの、候補は挙がれど決まらない。なんだかんだで一軒目のショッピングセンターにて4時間、買い物を楽しむこととなりました(そりゃー女どもは楽しいだろうよ)
姉妹そろって小学生でいられるのは、あと3か月ちょっと。来春から環境が変わっていくのですが、2歳離れたこいつらは、ケンカもするけれど、なんだか二卵性双生児みたいな以心伝心とボケと突っ込みをする仲の良さです。
そういや最近、霰はカメラ目線が苦手になってきたようです。それもまた年頃の兆しのあらわれなんでしょうね。 これからどんな自立をしていくのか、本人達は意識もしていないはずですが、その戸口に立ったかなあと思わせる1日を過ごしました。 |