爺ノマドでドライブへ
石と猫と芋と、おともだちに出逢う
1999年11月。山梨県のオフロードコースにお出かけですが、霰と霙は、近くにある石の博物館でサヌカイトの楽器を鳴らし、宝石の原石すくいを楽しんで、お昼寝のうちに富士山を半周して河口湖の湖畔にある“わち・ふぃーるど”の博物館に移動です。
 「おとうさん、ねている間、なんだかがたがたゆれていたような気がする」
 「それはきっと気のせいだよ」
 紅葉展望台展望台への短いダートをぐっすりと眠っていたこいつらは、将来有望。そういえば霰は生後8か月のときにも富士山五合目、新五合目の両方に車で上っているけれど、そのときにも到着まで眠ったままでした(注:乳幼児が車の中でよく眠るのは、実際には車の走行震動で脳が揺さぶられ、軽い脳しんとう状態になるからです。このような長距離移動や林道走行などは、充分お気を付けて)
 本栖湖湖畔のペンションに一泊して、翌日にみんなと合流してオフロード走行会。の、前に、さつまいも掘りです。一番小さな軍手でもぶかぶかですが、果敢にいもを掘り出します。ここで子供達にもお友だちがたくさんできました。10年後や15年後、どんな変化が起きていることだろう。うーん、想像もつかない。