太陽戦隊サンバルカン(1981年)は、現役時代にはつくばでロケはできていません。つくばセンタービル(左)が1983年、つくば三井ビルが(中央)90年の完成ですから。しかし後の戦隊や平成仮面ライダーは、ほぼ必ずこの広場に姿を現しています。じゃあ何でサンバルカンが出てくるんだ? というつっこみは受け付けません。 

 特捜戦隊デカレンジャーが勤務するデカベース内の階段からの風景(右)や、湾空の空港ロビー(ROMES)だったり、実写版美少女戦士セーラームーンがプリンセスに目覚めたり、ファンガイアと仮面ライダーキバが戦ったり、「災害医療シンポジウム」会場(救命病棟24時)になったかと思えば、チームバチスタ(医龍)が凱旋もしていたつくば国際会議場。

 花山陽平が宇宙飛行士試験を受けたり(まんてん)、鴨川あすみたちがロケットの写メを撮ったり(ふたつのスピカ)、サトラレがいるなどの展開が。真新しいところでは南波六太(宇宙兄弟)の再就職職場。番組の時代によってはNASDAだったりJAXAだったりする筑波宇宙センター。

 あるときは浪速大学附属高度がん医療センター(白い巨塔)、またあるときは明真大学附属病院(医龍)、そしてまたあるときはZECT本部(仮面ライダーカブト)にもなった。最近は“ミュージアム”の拠点(仮面ライダーW)。外務省(相棒)にも裁判所(七人の女弁護士)にも、もちろん県庁(県庁の星)にも変身する茨城県庁。ディケイド版仮面ライダークウガのトライチェイサーも階段を駆け下りた(右)