21世紀最初のクリスマスがやってくる
でもきっと、そういうことは考えていない夜更かしの楽しみ
考えてみると、初めての都会。クリスマスイルミネーションを見るためにというより、光る観覧車に乗ろうと、お台場に出かけていったら、どこもかしこも人と光の波。晩ご飯を食べて観覧車に並んで、ぐるっと一回りしてから、いっぺん小休止して“よる寝”をして再び広場に戻ってくるという、へんてこな夜更かし。
 チャージの済んだ霰も霙も、あっちの電飾こっちのツリーへと走り回る。撮る方は撮る方でストロボを使いたくないから、うまいこと明かりの得られるところで待ちかまえなくてはならない。そうこうしているうちに、モニター付けっぱなしでバッテリーも上がる。
 なんとかまともに写せた写真の、情けなやの少ないことよ。デジタルカメラってめんどくさいこともあるなあと感じた。