きまぐれの諏訪探訪
小淵沢から田切まで

 土曜日は諏訪湖の西側、日曜日は八ヶ岳山麓あたりを放浪。
 長野県も山梨県も、台風の動向を気にしていたけど出かけてみれば快晴。蓼科高原に上がれば浅間山が、白樺湖から霧ヶ峰まで進めば八ヶ岳から南アルプス、北アルプスに加えて富士山までもが雲海から顔を出していた。そして数日前には大きな被害をもたらした御嶽山も、まだ噴煙を上げている様子が見てとれる秋の始まり。
 大学生活で実家を離れている霰が不在の家族旅行は初めてだ。来年は霙も大学受験の年回りだから、のんびりとしていられなくなるだろう。
 とはいうものの、家族の都合まではあまり考えもせずに気まぐれに出かけた。もちろん今までにも連れて歩いたルートだが、その頃霙はまだ小さくて、たとえば「たぎり駅」がなぜ受けるのか知識で知っていても、彼女はそのホームに降り立ったことが無い(霰だけがここに降りたことがある)
 案の定、小さい頃の記憶があいまいな彼女は田切駅の風景を見るや

「あ、こういうところだったんですか!」

 と膝を打つ(参考 究極超人あ〜る)。まあ15年くらい前のことだから無理もない。
 小淵沢のペンションあるびおんに宿泊させていただいたところ、ご主人は三代目エスクードのサロモンリミテッドに乗っていた。このエスクードは2台めで、それ以前には1600ノマド・ゴールドウインリミテッドを180000キロほどお乗りになっていたとか。

「スペアタイヤカバーにALBIONというマーキングをお客様が描いてくれて、長くお気に入りで使っていたんですよ」

 乗り換えの際、ディーラーの担当者が「あんなに気に入って乗っていたんだから、何か一つ残しておいたら」と、後日タイヤカバーを持ってきてくれたという粋なエピソードを伺った。