小春日和と庭の紅葉
垣根の枝払い

 夏の間に伸び放題になっていた生け垣の木を、総出で枝払い。背の高い脚立に乗って剪定した枝葉を運び出します。
 小春日和で風もなく、ぽかぽかと暖かな日差しを受けて、庭の椛が赤く透き通った紅葉を見せていました。そういえば、一週間ほど前に、急な冷え込みが何日か続いていたので、うまい具合に色づいたようです。
 隣の家との間に続く細い路地は、下草刈りを怠りさえしなければ、ちょっとした小径なのですが、つくばーど基地では一年中、この小径の外と中とで雑草刈りや枝払いといった格闘が繰り広げられています。
 その甲斐があってか、ともすれば埋もれてしまいそうな森の中の庭を彩る秋の景色は、なんとか観賞に耐えられる状態を維持しています。
 払った枝は細かく切り崩して風呂の焚きつけに。まだ青々とした部分は枯れるのを待つために積み上げて、スローライフの糧とします。
 我が家では4世代にわたって収穫をしているふくれ蜜柑も、ことしは大粒の実がなっています。暖かな日が終わると、また西から雨がやってきて、一段と冷え込む繰り返し。そんな日々を経て、基地は冬と師走を迎えることとなります。

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