苺畑で食べ放題
いつの間にか大きくなった子供達
 師匠・赤まんと某の主催する、彼の奥方の実家の苺畑での苺狩り(“の”が多いぞ)に、今年もおじゃましてきた。
 彼等ご夫妻も遂にエスクードを乗り換え、闘病生活も本格化してきたと思えば、いーむらーとのはるちゃんも高血圧で倒れて以来、BMWもポルシェも車庫に一時仮置きし、自転車で60kmを走ってくるリハビリのただなか。
 「だって君らの子供達があんなに大きくなっているんだぜ。私らの身体もガタがくるというものよ」
 「雷蔵だって血圧気にした方が良いぞ。徹夜が出来るのも今のうちだから」
 どこのお子さん達も、赤ん坊の頃から知っている。就職した子、高校生になった子、そして我が家のあられも中学生だし、みぞれだって5年生。毎年の苺の収穫だけが変わらないのに、みな少しずつ暮らしに変化が起きている。
 苺は、ビタミンCを最も多量に含んでいる果物。子供達はその甘酸っぱさが大好きだし、大人達はビタミン補給にこれを好んで食する。市場出荷の終わったハウスとは別に、この行事のために栽培してもらっている三棟ものハウスは、ことしもいつもの面々で賑わった。
 健康のことは、明日考えよう。と・・・去年も思ったことは思った。苺は豊作、大量にいただいた。