2024年4月21日、TD61Wの受け取り。
 そうだよ、血迷ったんだよ。

 89年式1600ハードトップ、93年式1600ノマド、95年式V6ハードトップ、96年式V6‐2500、91年式1600コンバーチブル。
 代車を除いて僕が所有したエスクードはすべて初代モデルで、濃淡の差こそあれ青系の車体色が続いた。故に懲りない男としてBLUEという符丁をいただき、96年式2500がBLUEらすかると命名されている(キーボードを平仮名打ちすればBLUEの意味が分かる)
 ご周知のとおりBLUEらすかるは2005年から88000kmの振り出しで走らせ、2020年6月に地球と月の往復距離を踏破した。
 もちろんその後も積算走行距離は伸びており、2024年4月の時点で915000kmを刻んでいる。
 だからなのだ。次をどうするかという逡巡を避けていくことができない。
 考えに考えた結論が、人からは呆れられること間違いない、懲りない結論に至った。
 97年式TD61W、BLUEらすかると同型車。しかも車体番号上はBLUEらすかるの45台あとに生産された個体だ。123000kmの履歴を持つ。受け取ってすぐに124000kmになったので、この距離をスタートとする。
 ただし今回は月軌道まで走らせるつもりは能動的にはない(たぶん、ね)
 青系の初代のうち、空色と呼べるものは89年式ヘリーハンセンリミテッドのインビエルノブルー・メタリックと、BLUEらすかるのマイアミブルーメタリックⅡだけだ。それ以外は夜空と言えば夜空の色かもしれない。自分でもみたびなのかよたびなのかよく分からなくなってしまったが、懲りない分、凝っているのである。