ある日、お仕事を終えたふもふもさんは、お友達をお茶に誘うことにしました。

 「はいもしもし、ヨコハマのすももです」
 「田舎のふもふもです。お茶を入れるから、あそびにおいでよ」
 「うん、明日お邪魔します」

 次の日、すももは、おともだちのちびもちびびを誘って、ふもふもさんちにおでかけしました。ふもふもさんちには、ミックスドキャッツくんもあそびにきていました。

 「いらっしゃーい。遠くからよく来たねー」
 「じゃあさっそくお茶入れるよー」

 ふもふもさんは、うきうきしながらお茶を入れ始めました。

 「さあどうぞ!」
 「いっただっきまーす」
 「おいしそー」
 「いい香りだねー」
 「おいしいよー」

 そのときふもふもさんは気がつきました。

 「ん? あれれっ、自分の分を入れるのわすれたーっ」


 「ところで、どうして『かふぇ・KOTATSU』なの?」
 
「それはあのー・・・テーブルクロスのつもりが、どうみてもコタツになってしまいましてー」
 「夏なのにコタツかー?」
 
「あー、中はひえひえなんですよー」