LA-TA52W
気が付けば最後のショートボディ

  LA-TA52W
   E/G(J20A)


 3ドアモデルのマニュアルミッションを選んだ理由は、お値段的に一番お手頃だったから。そんな理由故に、まさか、このエスクードが2代目ショートの最終型だとは知るよし もなかった。そして、何より当時は、前の愛車に未練があり、TA52Wの良いところを見ようとせず、悪い部 分を取り上げては前愛車と比べてばかりの最悪な日々をすごしていた。
 それから数年がたち、エスクード仲間との出会いが、自分とTA52Wを大きく進化させてく れた。まずは、自分の乗っているエスクードが、2代目ショートの最終型で、結構希少価値な車だ ということを知った。それを知った事で何かが変わる訳じゃないが、自分の中でこいつを見る目が若干 変わった気がする。
 その後は以前に比べて走行距離も伸びていき、4年半で7万キロという、自分ではか なり多くの時間を共に過ごしている車になってきた。そして、以前のように前の愛車の方がよかったなんて思うことはなくなった。このLA-TA52Wは自分の愛車なんだと胸張って思うことが出来るようになったのだ から・・・

 走りに関しては知識がないため、多くの事を語る事はできない。 ただ、ショート故に小回りが利き、林道などへの侵入は、手頃な大きさだと思う。 パワーという面でもショートで2リッターなのだから申し分なく、 実際にパワー不足を感じた事はない。
  足まわりに関しては、ノーマルサスは柔らかい感じがする。良く言えば、スムーズというか、滑らかというか。 そして、いやに路面の段差などを拾ったりして足下をすくわれそうになったこと も多々あった。 自分の気にし過ぎかもしれないが。
 その問題もタイヤを変えた事によって解決した。とりあえず、今では何の不満もなく軽快に毎日走ってくれている。まだ7万キロなので、これからメカトラブルも色々とあるのだろうが、これからも末永く付き合って いけるようしっかりと問題を解決していきたい。



           インプレッション:甲斐さん