TD62W
頼りになる副変速機とV6のフィーリング

  TD62W
   E/G(H25A)


 以前、ジムニー1300シェラに乗っていまして、その延長にエスクードがありました。
 何より副変速レバーに憧れてました。特に車の性能とかは全く考えないで購入に至りました。もう10万キロ以上走ってそうとうガタも来ております。
 昨年夏、特に乱暴な運転をしたわけでも悪路を走ったわけでも無いのにエキゾーストパイプ内部が割れて割れてしまった様で、凄い音がしまして、約8万円かけて交換しました。乗り換えを考え始めたせいか、エンジンの方はここに来て調子がよい感じです。
 エスクードは、出た当時は競合する車種も無く、ある意味独断場みたいな車でしたが、今はエクストレイル、トリビュート、CR−V、RAV4等、多少意味合いは違えども似た様な車が出そろってます。
 乗り心地に関しては、あの手の車ですから得に何も求めません。エスクードが他と違う所は唯一の副変速付き。私の使用範囲では直結の四駆は必ずしも必要では無いですが、やはり心強いです。それでも今私が乗っているのは、直結のHとLの選択しか出来ません。普通の雪道、雨の高速などでは直結である必要が無いので、新型にフルタイムモードの四駆が付いたのは嬉しい限りです。でも四駆が外せないのが燃費的にちょっと...
 今度買い換えの時にはエンジン性能、ボディーサイズとエンジンのバランス等、色々考える事は多いと思います。条件としてはマツダのトリビュートがぴったりです。ただ、あの車の外観は私の趣味では無い事、確実に四駆を外せない事、コラムシフトである
事等が購入意欲を満たしてくれません。エクストレイルが2300ccくらいなら即決です。
 今回、新型が出ましたが、私の期待は実はバックドアの開閉だったんです。バックドアにスペアタイヤが付くのには色々理由があるとは思います。でも私はエクストレイル同様、跳ね上げ式にして欲しかったです。私が取り組んでいる野鳥の撮影、登山という事を考えた場合、雨が降った時にバックドアが屋根の役割を果たしてくれると便利なのです。
 野鳥の写真撮影は、早朝暗いうちから準備という事もあります。仮眠するのには、今のエスクードのフルフラットは活用できます。ただ、荷室の大きさは奥行きが足りません。三脚、望遠レンズ付きのカメラが入ったカメラバックが縦に収まらない。新型で荷室の狭さはある程度解消されたようですが、新型の後部シートのたたみ方も、あれでは座席から荷室の荷物をとるのにちょっと苦労しますね。
 新型エスクードは四駆性能はクラス最高だとは思いますが、アウトドアギアとして考えた場合、バックドアの問題は、今の私にとっては重要です。しかし、今現在、乗り換えの最有力候補は、色々不満があるものの、新型の2700ccであることはいうまでもありません。やはりV6のスムーズなふけ上がりはたまりません。

      インプレッション:森の人 柴田さん


森の人柴田さんのサイト「最上ヤマカワ探検隊」より、柴田さん撮影による野鳥の写真を拝借しております。
ブログサイトの「最上ヤマカワ探検隊」
は、最新の鳥たちが見られます。