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車名:グランドエスクード(2型)
形式:LA-TX92W(H13年式)
E/G :H27A(4AT)
用途:“どこでもドア”仕様
”どこでもドア”のように瞬時に行きたい場所へ行くことはできないが、「ここ」と思えばそこが100kmだろうが200kmだろうが、はたまた1000km離れた場所でも連れて行ってくれる。
今思えばそんな用途といっても過言ではない(笑)。
購入当初はサーフィンのトランスポーターとして、ボードが積めて浜辺にも降りれるということで、このグランドを購入。
しかし、四駆でありながら低すぎるそのルックスにどうしても合点がいかず、パーツを探したけれども皆無。
ちょうどその頃、人生初の”オフ会”というものに参加。そこで出会った皆さんから色々なアイデアをいただいた。
「初代のパーツを流用できる」という言葉を信じて装着した「初代用コイルスペーサー」。これが私のモディファイの原点だ。
それからというもの、グリルガードやサイドステップなどのエクステリア、HIDやオートライトキット、キーレス連動オートサイドミラーの快適装備までアフターパーツのほとんどをDIYで挑戦。
失敗もあるが、そうやって悩んでるときが一番至福な時なのかもしれない。それがあるからこそ出来上がったときの感動はひとしおだ。
流用という点ではもう一つ、グランドは海外仕様として「XL-7」という名前で売られているが、その「XL-7」用のサスペンションキットを個人輸入し、装着している。
CALMINI社というアメリカのパーツメーカーが2.5インチアップのサスペンションキットを販売しており、それを流用した。
一見すんなり装着できそうだったが、アメリカと日本の職人気質の違いなのか、ボルト位置が微妙にずれていたり、色々な問題が生じた。しかし、それらも何とかクリアし、今ではコイルスペーサーと併用して更なるリフトアップを得ることができた。
全くもって「張子の虎」(中身を伴ってないのはこの私)のグランドに仕上がっているのだが、それでも”四駆らしさ”という見た目で満足する部分も多いのは確か。
”四駆”という本来の性能は、通常遭遇するステージを難なく走破できる、このグランドが持っているもので十分満足している。
アフターパーツがなく、ユーザー泣かせのグランドだが、こうやってDIYの楽しさを教えてくれたのも事実。モディファイすること、そしてそのグランドであらゆるところへツーリングする、これが私の楽しみ方である。
インプレッション:Cyber−Kさん
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