厳冬の秋山郷 秘湯をめざす
レポート:とにぃさん
写真:とにぃさん、青影さん
 参加者
 青影さん:エスクードTA52W
 とにぃ:エスクードTL52W
 sugi@TD94Wさん:エスクードTD94W
 Black Diamondさん:エスクードTD94WサロモンLTD
 おいたマンさん:エスクードTD94W
 ふっじぃさん:ランドクルーザー70
 青影さん・おいたマンさん主催の「厳冬の秋山郷」オフに参加してきました。
 初日は新潟県に暴風雪注意報が発令中という悪天候の中、関東組4人は関越道の塩沢石打SAで集合。その後国道353号〜117号〜405号と走りつないで萌木の里で新潟組と合流。ひとしきり雪中走行を楽しんだ後、再び萌木の里へ戻り昼食。そして今回のメインイベントである河原の手掘り温泉「切明温泉」へ。
 しかし河原へのアクセスは雪で阻まれており、かつ思った以上の雪が深くて先頭を歩く青影さんの体が腰まで埋まってしまいこの時点で断念。「今年は雪が少ない」と言われているこの一帯もさすがは豪雪地帯なのですね。

 手掘り温泉を断念した一行は「それでも温泉に入って温まりたい」という思いで、場所を変えて和山温泉「仁成館」さんへ。ここの温泉はやや熱めでしたが、冷えた体を温めるのには快適でした。なにより、周囲の雪景色を見渡せる露天風呂。雪見の温泉は風情があって良かったです。
 次に目指すは今夜お世話になる秘境の民宿です。夏季でも中型以下の4WDでしかたどり着けないという秘境のお宿、「来るなら来てみろ」という主さんのメッセージに今回の参加者全員が興味をひかれ、楽しみにしていた宿なのです。

 実は、この民宿は先ほどお世話になった「仁成館」から川を挟んでちょうど対岸にあるのです。温泉からあがるとすでにこの民宿の主さんが待っており、宿までの先導をしていただきました。深い雪の中、道なき道を歩きながら、「どうやって川を渡るのだろう?」と思っていたら、なんと手動のロープウェイ!(「野猿」というものらしいです)
 通常、人は乗れないとのことでしたが、雪が深いためこれに乗る以外にアクセス手段がないので、「何かあっても自己責任」という約束のもと、これを使って川を渡りました。さすがは秘境の宿(笑)しかし貴重な経験をしました。

 このお宿は、昔ながらの一軒家を修復・改造して作ったのだそうで、なかなかアットホームな雰囲気。居間にある薪ストーブはとても温かかったです。夕飯は質素ながらも量は多くて満足のいくものでした。ここのあたりで収穫したお米はすごくおいしかったです。食事のあともお酒を飲みながら今日の出来事や車の話など語り合い、夜が更けてゆきました。外に出てみるとすでに雪雲はなくなっており、満天の星空がきれいでした。夜11時頃には就寝。布団を敷くのももちろんセルフサービスで(笑)でもこういうのも楽しいものです。

 2日目。車を駐車させていただいていた「仁成館」さんにお礼を言って出かけようとしたところ、「朝風呂入ってけ!今日は天気がいいから風呂からの景色は最高だぞ!金はいらんから」とのお言葉に甘えて朝からまったり・・・(笑)コーヒーまでご馳走になり大変お世話になりました。こういうおもてなしは本当にうれしく感じます。お話好きなのでついつい長居をしてしまいました。
 今日の予定はスキー場でスキーやボードを楽しむことに。密かにふっじぃくんと連絡を取り合っていたTA01Wさん夫妻がなんとこの付近のスキー場にやってきているという。現地で合流してみなさん思い思いに滑りを楽しみました。午後3時ころには撤収、解散。帰りは関越道の渋滞にはまりながら各人帰宅の途についたのでした。
 今回は雪道走行・温泉・民宿・スキーととても満足のいくオフ会でした。手掘りの温泉は残念でしたが、また次回ということで。参加者の皆さん本当にお疲れ様でした!


ESCLEV toppageへ - Go index -