スーパースージー企画取材 フジ・オートを誌上紹介 |
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2010年3月の半ば。ジムニー&エスクード専門誌のスーパースージー編集エディターさんから、 「フジ・オートさんを取材したいのだけれど」 という連絡があり、その件について同店の渡辺晃彦社長に打診したところ、 「私1人では照れくさいから、皆さんも遊びに来てよ」 との応援要請が出された。取材当日、埼玉県桶川市の店舗に、各地からエスクード仲間が集まった。 渡辺社長には、ESCLEVによるスズキエスクード誕生20周年企画においてインタビューをお願いしたことがある。その後、ESCLEVがスーパースージー誌で担当している連載にもご登場いただいた。 今回の取材を傍でうかがっていて、以前質問したことと同じ話題が出てくるのは流れとして当然なのだが、応えてコメントする言葉と内容に、少しのぶれも無いことが、渡辺社長の人柄と同軸にある、ひとつの魅力だ。 フジ・オートは、確かに状態の良いエスクードの中古車販売と、顧客のエスクードの整備をセールスポイントにしているが、扱っているのはエスクードだけではなく、お店の成り立ちもジムニー1300やシエラの中古車から始まっている。当然、ジムニーの顧客もいるし、他車種の面倒も見ている中、メディアで「専門」と紹介されるのは窮屈な場合もある。 しかし渡辺社長は、そこから対話をそらさず、成り立ちを語った上で「エスクードがなぜ良いのか、惚れ込んだか」を、最初のインタビューの時のままに説明する。 「私自身も、お客様との対話や、整備と修理を通して、エスクードを勉強しているのです。そしてそれが楽しいんですよ」 こんな人柄と、いかにもエスクードユーザーの趣味性にあふれた店内だから、いつのまにか車屋さんなのか仲間の集まるカフェなのかわからなくなっている。実際、奥方の入れる珈琲は逸品である。 その様子を、スーパースージーはエッセンスをまとめ、2ページにわたって掲載してくれた。「駆け込み寺」というキャプションは言い得て妙ながら、いささか古いような気もするのだが、スーパースージーというなじみの名前よりも突出しているジムニーという誌名が標榜するように、この雑誌は98%がジムニー色。エスクードがクローズアップされる機会は少ないのだ。そこに今回のようなスポット企画を立ててくれたことには、残り2%を底上げしたい我々にとっては、慶事であり感謝すべき出来事だった。 5月8日、同誌58号として、掲載記事がリリースされた。 |
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