ベース車両
TDA4W 2.4XG 4AT

内容:2.4XGに対し以下仕様変更
・専用デザインのクロームメッキグリル
・フロントアンダースポイラー(中央部分がシルバーメッキメタリック)
・電動サンルーフ仕様
・専用フロントトレーマット(O’Neillのロゴ入り)とリアフロアマット
・ロゴ入りファブリック防水加工シート(サイド、バック部分とヘッドレストを除く)
・専用エンブレム(フロントドア、リアハッチ)
・防水加工専用ドアトリム
・ブラックカーボン調シフトパネル、パワーウインドースイッチベゼル
・軽量18インチアルミホイール(ガンメタル色。スペアタイヤを除く)
・18インチラジアルタイヤ(225/60R18 100H)
・ESP搭載
・キーレスエントリー送信機(携帯リモコン)2個

車体色
ノクターンブルーメタリック
ブルーイッシュブラックパール
パールホワイト※パールホワイトは割高設定。

600台を全国限定販売


 1989年からほぼ絶え間なくリリースされてきたヘリーハンセン・リミテッドに代わって、夏物の特別仕様はカリフォルニアテイストのO’Neill(オニール)リミテッドの登場となった。このブランドは、1952年にサンフランシスコで世界最初のガレージサーフショップを開いたジャック・オニールを起用したものだ。
 波乗りがまだマイナースポーツであった時代、ウエットスーツというものは存在せず、波に挑んでいられるのは僅かな時間であったという。冬場は日に1本か2本の波にしか乗ることができず、砂浜で起こした焚き火から離れることができなかったのだ。オニールは断熱材の使用を思いつき、払い下げ軍用のゴム製潜水服を試すが耐久性に乏しく、実用には向かなかった。
 彼はその後フォームラバーにたどり着き、ウエットスーツの原点になるものを誕生させ、さらにネオプレーンゴムを使ったスーツを完成させる。徐々にカリフォルニア中のサーファーに広まっていった。オニールは後に拠点をサンタクルーズに移し、60年近い歴史を歩んでいる。カタログでは「サーファーたちへ」とうたっているが、O’Neillはスノーボードなどウインタースポーツ分野でも知られている。するとこのエスクードは、夏冬兼用でイメージを活かせるリミテッドとも解釈できる(現に寒冷地仕様だ)
 ただ、特別仕様のコーディネートを見ると、2008年版サロモンリミテッドとそう変わらない。電動サンルーフは定番となったが、ルーフレールはオミットされた。ESPは搭載されている。これはカタログモデルではメーカーオプション。



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