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ベース車両 ＴＤＡ４Ｗ ２．４ＸＧ ４ＡＴ
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２００８年版もサロモンリミテッドの登場となった。サロモンバージョンとしては、ＴＤＡ４（２．４ＸＧ）初の特別限定というエポックがあり、今のところメーカーオプションには存在しない電動サンルーフが特別仕様として採用されているのも買い得感に繋がる。 しかし、夏に登場した同グレードベースのヘリーハンセンとの差はほとんど無い。ヘリーハンセンにラインナップされたシルキーシルバーメタリックに代わって、３．２ＸＳのパーソナルカラーといわれたクェーサーグレーメタリックが選択できること、ヘリーハンセンではオミットされていたルーフレールが装備されたこと程度の違いだ。もう少し掘り下げると、サロモンリミテッドは寒冷地仕様のＸＧからコーディネートされているという部分もある。シートデザインは、今回のサロモンリミテッドの方が落ち着いた配色となっている。 一度出してしまうと後には引けない特別限定。上記の仕様は、少しずつ採用パーツを変えてはいるものの、かなり見慣れたものからのチョイスであることが、カタログモデルとの差別化という意味では、だんだん物足りなさを感じてくる。 それほどにカタログモデルでも必要充分以上の標準装備が盛り込まれているということで、基本性能でも自信を持ってのことなのだと思われる。それでも、せっかくのタイアップ企画品なのだから、そろそろ「もう一声」の演出をしてほしいところ。実際のところ、ああ、またそんな季節になったか。という印象の方が先に立つ。 |
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