- Mechanical Note - |
- ESCLEV - |
フロントショックは、アッパーマウントの真中のショックを止めてあるナットが、十字レンチなどで緩める事ができるか、確認したほうが良い。 このナットは通常硬く締まっていて、緩めようとしてもショックのシャフトごと回転してインパクトレンチでないと緩められない場合もある。一度、外し癖を付けておくといい。 マクファーソンストラットは、車高を上げ、サスペンションが伸びると、ポジティブキャンバー(逆八の字形状)となり、フロントタイヤの外側が偏摩耗する。フロントショックのマウント位置を変更することで、ある程度の補正が可能。アピオのピロアッパーマウントを使用していることから、同マウントも組み込む側のショックに移植する。 |
ブレーキまわりの荷重に対応するため、パンタグラフジャッキなどでディスクローターな どを支えておく。2000ccモデルにはストラットタワーバーが装備されているので、ア ッパー側はタワーバーをはずす必要がある。 また、ショックそのものをある程度縮ませてからの方が組み込みやすい。タイラップなどで縮んだ状態を固定し、組み込み完了後に固定していたタイラップを切り取る。 |
個体差もあるが、ポジティブキャンバーは、ピロアッパーマウントだけでは補正しきれなかった。今回はアライメント補正時にマジックキャンバーを追加してある。 |