- Mechanical Note -
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 ショック延長キットの追加と試走 (2/2)

 デューラーAT694をはいたすとらいくらすかる。
 今どきホワイトレターというところが、時代から取り残されていく感があって、それがまた味わいをもたらす?
 試走段階ではエア圧が2.3kg近く入っていたため、ふわふわ感が強すぎたが、オンロードでのロードノイズは、静粛性Bのランクでもなかなか抑えられている。外径は711mmのジオランダーに対して723mmへと変更された。



 フロントの延長キット。段差での突き上げが解消され、モンロー・アドベンチャーのストラットとしての性能をようやく知ることが出来た。オンロードにおいては、確実に乗り心地が改善された。
          

 林道ではどうか。常識的な林道走行速度ならば、やはりショックの仕事とコイルの仕事がうまくかみ合い、突き上げは抑えられている。
 タイヤの方は、しかし意外にトラクションがかからない。
 FRにてちょっとした登坂(土ベース)を低速で登り、停止寸前からアクセルをゆるりと加えると、リアタイヤは簡単にスリップ、登れなくなる。4Hに切り替えることでリカバリーは容易であったが、ダンロップ、横浜に較べると、まだまだオンロード寄りのオールテレーンといったところ。高すぎるエア圧の影響もあるのだが・・・
 メーカーカタログでも、マッドはともかく、ダート性能もBランクなのである。

 石ころを踏みつけてみる。
 思ったよりサイドウォールがひ弱そう。
 このあたりの構造が、乗り心地には役立っているのかもしれないが、オンでの腰砕けや、石ベースの林道や河原では、頭に入れて置いた方がよいかも。




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