TD54Wの足回りとマフラー交換


【調査】

入手先としては4パターン
@純正AスズキスポーツBビックカントリーCビルシュタイン

@は最悪の場合として、Aはかなり在庫が薄い様子、Bは不明、Cはフルセットを購入した場合、今のタイヤ径(215/80R16、外径約750mm)の問題から難しい。

最近になってDオーリンズがあることが判明。CDに共通することだが、ショックの下取りが必要となる。要するに外身を再利用し、内部構造(ガス、バルブなど)やストロークを変更した特注仕様ということか。
akiさんからの情報にもあるように、過走行・経年劣化によるアッパーマウントやコイルなどの劣化も考えられる。が、3月末いつものお店で調べて頂いたところ、そう長く考えている余裕はなさそう。

すでにAは廃盤にて正規購入不可(一部店舗在庫のみ)となっており、正規ルートで取り寄せが出来なかった。
ここは試しにBを選択することにする。
若干ではあるが、ハード側の設定とのこと。現状FR2max4/RR6max8)の減衰力設定としており、RR側にあまり余代がないこともあり、ハード側に振れば設定値の余裕も出てくるだろう。



【交換作業】

商品の納入および交換作業は、いつもお世話になっているタイヤガーデンkobayashiさんに依頼した。気さくな対応、親切丁寧な店長さんに絶対的な信頼を寄せている。
ショック交換と合わせて、マフラー交換、アライメントの調整も合わせて行う。スペーサーで車高を上げており、現状通勤で使えないことから嫁車でもあるため、補正は確実に。マフラー交換の早急性はなかったが、この際まとめて交換した方が効率も良いと考え、中間パイプ付きのレガリス4を選択した。

【交換後】

“ショックアブソーバー”

ダイヤル設定が初期設定となっていたため、乗り心地がかなり柔らかい。馴染んできた後、ショックストローク時の音(コトコト音やギシギシ音)が消えた!完全に解消されている。今回はショックの減衰力の問題が大きかった様子、これだけでも換えた価値あり。当然、11万キロ越えの車体のため、各所やつれているところがあるため、若干の音はどこからか出ている。

AもBもKYB製とこのともあり、感覚は似ている気がする。同一設定(FR:2/RR:6)で比較し、厳密に区別するとAはしなやか、Bは少し荒削り(ハード)、特にフロント側から感じられる。路面のハンプを越える際、若干の突き上げが見られる。同系統のショックでの組合せでは、フロントA/リアBの組合せが良いと考えられる。

個人的好みでは、FR:2/RR:5の設定がベスト♪

【今後の問題点】

ABがなくなると選択肢が一気に狭まることとなり、今後の交換時に不安が残る。某ショックメーカーから青色や銀色のショックがリリースされることに期待するしかない。

今回はスズキスポーツ製を保管し、もしもの時のオーバーホール用媒体または一時的な使用(破損など)とする予定。帰宅後調べてみたところ、フロントは70%程度、リアは90%の状態(100%で減衰力なしとした場合)となっており、リアに関しては限界に達してる感あり。フロントはまだ何とか使えるかな。


マフラーの交換】

J20Aは低速トルクが細い(3代目だけ?)、4H(フルタイム時)での低速走行では神経を使うことが多い。

今回選択したレガリス4はとても感触が良い、明らかに低速トルクがアップしている。試走にて近場の河原を走行した際、通常神経を使う場所でも半クラッチを使用せず走行可能となり、4Hでも問題がない。丘越えで条件をアップさせても特に変わらず、スムーズな走行が可能。
通常走行時も音量は極めて静かで、「マフラー本当に換わってる?」と思うぐらい。河原での試走でも感じた通り、低速トルクがアップしているため、発進・渋滞時の低速走行がかなり楽になっている。

今回の当たりは、実際こちらかもしれない。

ESCLEV/つくばーどではJ20A搭載の初代が再度脚光を浴びている。低速トルクのアップを行うには、J20A+レガリス4の組合せをお薦めしますが、残念ながら初代・2代目用が販売されていない・・・。


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