ミッション系の不具合の改善対策

 前回の「ミッション系の不具合について」の続編です。
 【その後】
 今度は1速の入りが悪いと嫁が言っている、なぜ?


 TD54WのMTミッション、最近どうも調子が悪い。
 何が悪いかというと、1速の入りがとても悪い。
 その他のギアに関してはそれほど悪いとは感じないが。当然、走行距離が増えればシンクロも狂ってくるため、どうしようもないのだが、如何せんまだ6万キロ中盤・・・。
 この症状が出だしたのが、初車検前の5万キロ中盤から徐々に悪化している。車検時にミッション・デフオイルを全て交換したにも係わらず改善が見られない。長い信号待ちの際にニュートラルに入れクラッチから足を外した時点で、軽く回ってずれているような感覚があり、無理やり1速に入れなければならない。
 やはりシンクロの問題か?

 前車TA01W-7型では、約8万キロでこの症状が出ていた。 車検時(約1年放置車を購入)にクラッチワイヤーを交換し、ワイヤーの弛みを改善したが効果はなかった。結局はこの症状を持ったまま、TA01Wは約15.5万キロにて引退しています。

 通常、この手のオイルは2万キロでの交換と考えている。
 2万キロは、自動車パーツ屋さんからの押し売りではなく、前車TA01Wや今までの他車の経験により、今の年間走行距離ならばこれくらいでの交換がベストだと考えているから。


 お盆休みの終了前に、走行約63,800`にてディーラーでミッションオイルを交換し、併せて「マイクロロンコンパウンド90」を添加してもらう。これは、フッ素加工物を配合し、ミルスペックMIL-L120の要件にマッチするハイポイドギヤー用潤滑剤。API分類によるクラスはGL-5に該当します。ディファレンシャルギヤーの潤滑剤を含んでおり、泡止め性、錆止め性、酸化安定性も期待できます。
 オイル交換後は、1速の入りも問題なく良好な感じ。当然と言えば同然だが、交換前は明らかに違和感のある状態であった。走行が増えるにつれ、マイクロロンの特長のスムーズさが出てきている感じがあり、シフトチェンジが楽になっているような気がする。
 車種は違えど、同じエンジン搭載車にお乗りの青影さんと話をしましたが、同じようにミッションに違和感を感じているようです。J20A特有のものなのかな?

 交換後数日が立っているが、特に問題も出ていない。Encounterに突撃をかけるため、自宅から守谷までの往復でも問題なく快調に走行することが出来ている。一先ずは、改善出来たってことかな。
 もうしばらく様子を見てみようと思う。


 【おまけ:エアコン負荷軽減】
 マイクロロンと言えば、夏前にエアコンの負荷を軽減させるため、「エアーコンディショナーフィックス」を添加していました。
 ミッションの不調とは全く関係ないですが、この添加剤、めっちゃ効果覿面ですので紹介をと。
 エアコン内部の金属摺動部の摩擦を低下させ、エンジン負担を軽減させるものです。代替フロン134a専用で、フロンガスR12には使用できません。東北ミーティングに参加の際に、自宅<―>雫石間をエアコン使用率100%、ペース速めの状態にて平均10.5km/hと燃費も大幅に改善されていると考えられる。
 添加前にほぼ同じ状況にて信州松本への往復では、平均9.5km/h程度だった。
 先日の給油では、街中でも平均約11km/hとエアコンを使用しない時季の燃費と大差ない状態となっている。
 確実に効果は出ていると考えられます。


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