Evaluation 
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スニーカー感覚のような車
1995年式 TD11W(1型)


もかぞうさん


 登場した1988年から気になっていた車(車種)。
 当初は3ドアのみだったのもあり、5ドアが出ればと思っていました。社会人になり車というものを初めて自己所有する時、登場間もない『ノマド』を検討するも予算オーバー・・・。
 その4年後の95年7月に、この車(TD11W)がやってきました。
 家族で使用、1800〜2000CCクラス(5ナンバー)の四輪駆動車を候補に、当時(1995年)売れ筋車種のワゴン系から探していました。
 ところが、どれもというか、家族の誰もが「コレ!」というのがなかったのか、なかなか決まらない。
 試しにエスクードを薦めてみると・・・あれよという間に家族内での免許持ちで決まっていきました。
 「エンジンがどうとか」「車体形状がどうとか」「駆動方式がどうとか」等というのもありましたが、決め手は『形』でした(笑)

 角ばっているデザインというのもあるのか、運転はとてもし易いと感じますが、ハンドルが重いこととブレーキの効き具合があまりよろしくないかな・・・と。エンジン音は静か(スズキ車初のV6エンジンで2000CC)で走行時もあまり気になりませんが、風きり音の方が酷いです。

 2又は3度目の車検をメドに乗り換えることになるだろうなと、漠然と思っていました。
 ところが、全ての面で+へ働きました
 購入ディーラーと疎遠になるくらい(実際疎遠になりました)不具合を起こさない。山間部ではセダンが躊躇するとこでも進入していけるし、川原へも下りていける。
 2000CCということで長距離(2〜300km走行)も苦にならない。燃費が予想していたより悪くない(街乗り8km/L前後、高速10km/L前後 但し購入後5年位まで)
 4名乗車すると容量不足な面もありますが、車高があるため圧迫感なく見通しもよい。
 5ナンバーサイズということで取り回しがよい(但し近年は車幅のサイズアップ及び車高のある車種が増えたため見通しはよくありませんね)
 父親も元々川釣りや登山を楽しんでいたということもあり、うちの家族では非常に使いやすい車<大きくないボディ+4駆にすれば乗用車(セダン)より奥まで行ける。
 そう、まさにこの車のコンセプトに打って付けでした。

 予断ですが、父親は小型の4駆の魅力にとりつかれ(笑)、ジムニー(中古)を購入しました。

 近年は私専用車となったこともあり、ロングツーリング車として日本全国を走っています。
 北海道・東北・九州等への1週間のツーリングや、信州方面を中心にゲレンデエクスプレスとして活躍しています。気が付けば沖縄を除く1都1道2府42県をこの車で走ったことになります(2007年12月現在)。
 さすがに10年超えの固体ですので、経年劣化には逆らえませんが、走行に関して現時点で特に問題はありません。
 古さや傷みはありますが、スニーカー感覚のような車で新車時から乗り続けていますので、もう少し付き合っていければと思います。


   

Egress