|
|||||
思いつきのようにお知らせを出したが、各地から沢山のエスクードと、ランドクルーザーがやってきた。 16年走り続けている初代のノマドから、2型に移行した3代目のXSまで、エスクードは歴代9台。 総勢10台という数は、隊列を組んだら大所帯になってしまうが、それぞれの車が走るシーンを撮影するために、要所要所で広い待機スポットを確保しておき、撮影車は先行して撮影ポイントに移動。5分後に2分間隔のインターバルを置いて1台ずつスタートする。 これで、少しばかりは、一定区間内に沢山の車両がひしめき合うことは避けられる。案内役も兼ねる撮影者がしんがりになってしまうが、あらかじめ次の待機スポットは説明してあるので、初めて走るドライバーが先頭になっても、それはそれでルートを楽しむことが出来る。万が一、先頭が道に迷ってしまったも、それも「そのときはそのときで面白い」と言える程度には、いわき南部エリアの林道は、行き先がわかりやすくどこかへは抜けられる。 ただし、路面の陥没や落石、倒木はいつ生じているかわからない。対向車やハイカーの存在も「我々がいるのだから、彼等もいる」という意識を持って走ることは重要な課題だ。遊んでいる中にも、そういったトレーニングを組み込んでいる。 |
|||||
標高670mの仏具山を回り込み、稜線を縦断するようなルート。花園渓谷から弥太郎、横川目兼、仏具山、四時川という順序で、国道289号線までを走った。渓谷に沿った風景、檜と杉の人工林、ブナの自然林、眺望の開けた稜線と、景色の変化に飽きることがない。 全体的に踏み固められた砂利道だが、時々崩落もあるし、大型トラックでもぺしゃんこになるだろうという巨大な落石跡がある。対向車との譲り合いでは、藪にノーズをつっこんで擦り傷を作るのもやむなし。各位自然のうちに、林道走行のペースを自分のモノにして、改良した足回りや調整したエンジンの調子を診ながら、ツーリングを楽しむ。それでも後ろからついていくと、まだまだ走行速度が速い。新緑が映える頃にもう一度出かける際は、もう少しアクセルを加減して、景色を眺めるために立ち止まるくらいののんびり散策をやってみてほしい。 この界隈の林道の総延長を思えば、今回はほんの序の口。浜通から中通りを目指して行けば、まだ行きたいルートがある。それは次回のツーリングのためにとっておこう。 |
|||||
|