初代マーチ(K10型)をベースに、「日常の中の非日常」を表現したのが日産パイクカーの第三弾、フィガロ。型式FK10型として、4気筒1000ccのターボエンジンを載みながら、さほど尖ったところは見せず、乗りやすさが演出されています。
 8000台の限定生産予定にもかかわらず購入希望が予想以上の数となり、1991年2月14日に限定2万台で発売され、この年の年8月末まで3度にわたる抽選販売方式がとられそうです。
 実は、私のフィガロの車体番号を見ると、最後の抽選ロットのはじめの方らしく(なんかややこしい)、2022年が「30年目」ではないかと言われたのですが、車検証によれば平成3年10月が初登録で、間違いなく30年前のクルマです。