長いこと動かしていませんでした。スロットルバルブをはじめエンジンの修理に必要な部品がなかなか手に入らないと、主治医さんも困っていたのです。加えてオイル下がりの症状が確認され、入庫中バッテリーも一度あがってしまい、踏んだり蹴ったり。

 アイドリングの不調は、部品が固着して調整不可能という診断。これはエンジン回転のブレ幅を覚えて、交換部品が出るまで辛抱するしかありません。次はオイル下がりの症状で、少しでも和らげられないかとワコーズの添加剤を入れてもらい、調子を見るために試走してみることにしました。これがいけなかった。

 一時間ほど出かけた帰路、突然水温計が危険ゾーンに跳ね上がり、オーバーヒート。すぐに県道脇の使われていない道に停めてエンジンフードを開けたら、常時点検していたのに、クーラントが一気に抜けていました。ラジエター周りに異常はなく、エンジン側のガスケットを痛めてしまったようです。万事休す・・・だけどあきらめの悪さは親譲りです。このまま最終楽章にはしたくありません。主治医さん、また困るんだろうなあ。