第一回G-Raid
第一回で終わるかもしれませんが、G−RaidはGarbageとGravityのGがキーワード。
2つのCPを経由して、タスクの内容が明らかになるルールで、試験的に開催しました。

波打ち際へごみを拾いに
 Garbage(ごみ)とGravity(重力)。双方に因果関係はないのですが、このレイドはルート探しよりもタスクにポイントを置きました。
 タスクの内容は、ごみ拾い。最初のCPで回収する数量だけがダイスブレイクで決められ、次のCPでくじ引きによって「何を拾うか」が決定します。
 回収品目は、ペットボトルやビーチグラス、空き缶、ガラス瓶など。ただしそれほどきまじめなレイドではないから、「砂10g×サイコロの目の数」とか、「海水300g」などというとんでもないものも紛れています。
 これを開催する上で、悪天候だったら安全を考慮して海岸に降りることはできないことも考慮したのが、重さを当てるというもうひとつのG。
 CP2には沢山の小石を入れたバスケットが用意されていて、その重さがどれくらいか。また、中味の小石は何個入っているかを、五感を駆使して言い当てるものです。
 さらにこの小石を、CP1で振ったサイコロの目の数だけゴール地点に持ち帰り、何gか言い当てる。
 ツーリング系レイドでなくてもできてしまうルールですが、そのあたりはご勘弁をという、データ収集の第1回目です。
 「一見掃除されているようでも、探してみると沢山落ちていますねー」
 「このレイドは誰にでも主催できそうで面白いね」
 前夜の降雪で、集合できるかどうかが危ぶまれたにもかかわらず、参加者はトラブル無しで全員現地に到着。意気揚々とCPをめぐり、所定のタスクをこなしてくれました。
 優勝はASAMI・WIDEREさん。ブービー賞にはエスクードからインテグラに乗り換えたあすかさん。osyatoさんは波タスク中に波に押し寄せられてあわやずぶぬれのハプニングも。
 時間制限を設けてのタスクでしたが、全員指定物回収はクリア。しかしさすがに計量タスクの方は正解者や近似回答者が無く、ゴール着順が決め手となる結果でした。レギュレーションやCP設置数、ツーリング系レイドとしても楽しめる要素づくりなどには、もう少し改良が必要のようです。
 参加者の皆さん、各CPやゴール集計担当のオフィシャルの皆さん、御協力ありがとうございました。今後も機会を見ながら開催していきたいと思います。