第2回買い出しトライアル 問題集 挑戦者氏名( ) |
ある日、黒衣の美女に逢った。 「999に乗りなさい。場所は“アキマリ”と“モリモリ”の真ん中に行けばわかるわ」 美女はそれだけを告げて消えてしまった。 ふ、普通、その場で無期限・無制限のパスをくれるんじゃなかったのか? 仕方なく、黒衣の美女に言われたところへ出向くことになった。 CP1 “アキマリ”と“モリモリ”の真ん中とはどこなのか? 回答欄 『 』(配点 10点) |
その場所にたどり着いた。 ぼろぼろの帽子とポンチョを身に纏った、眼鏡をかけた小柄な男が立っていた。 「ここは神の国だ。999はここには来ない。999のやって来る場所を知りたければ、おおむね東へ12000と700mほど歩くことだな。そこなら手がかりが見つかるはずだ」 やれやれ、また移動だよ。12キロも・・・ CP2 神の国からおおむね東へ約12kmとちょっととはどこなのか? 回答欄 『 』(配点 10点) |
足腰がへろへろになったが、なんとか到着した。 「よう、俺の船に乗らないか?」 またも黒衣の、今度は背の高い男が立っていた。 片眼をどくろ柄のアイパッチで覆い、顔には醜い傷がある。 「なんだ、999に乗りたいのか。999なら“寺の下”にやって来るはずだぞ」 男はそれだけ言って何処かへ行ってしまった。そっけない奴だ。 CP3 “寺の下”には何があるのか? 回答欄 『 』(配点 10点) |
寺の下の近くにやってきた。999はまだ到着していないらしい。 だが寺の下にどこから潜り込めばいいのかわからない。 「お前の知恵と勇気を試してあげよう。この謎が解ければ、999の手がかりを教えるが、解けなければ命はないと思いなさい」 なんともありがた迷惑なことを言うのは、あの黒衣の美女によく似た、しかし彼女よりも目つきの鋭い、頬に傷のある赤毛の女だった。 「ここに、全く同じ大きさと形で6つに割れてしまった石板がある。もとはどこかの自動車屋の看板だったようだ。ひとつの石にひとつの文字が刻まれている。これを組立て直せば手がかりになる。だが間違えればお前の命はない」 CP3のタスク 石板を組み直して手がかりのキーワードを見つけ出せ 回答欄 『 』(配点 10点) |
恐ろしい女だった。 自動車屋の看板だと言うから、素直に組み立てていたら、重力サーベルで袈裟切りにされるところだった。石板で出来た看板というのも、あとで考えてみたら手がかりだったのだ。まったく油断がならない。 ともかくキーワードは解けた。 黒衣の女海賊は、寺の下に案内してくれて、ずんぐりむっくりの車掌を紹介してくれた。 が、この車掌がまた、正論ながら冷たいことを言う。 「お客さん、パスをお持ちではありませんね。パスがなければ999には乗車できません。せめて最寄りの駅までの切符くらいはお買い求めいただきませんと・・・」 CP3のタスクの2 最寄りの駅までの乗車券はいくら? 回答欄 『 』(配点 10点) |
乗車券の値段はわかった。 とりあえずそれを手に入れようとすると、陽の光をきらきらと反射させながら、クリスタルの身体のウエイトレスが声をかけてきた。 「999の食堂車がただいま休業中です。申し訳ありませんが、100円をご用意いただき、お弁当になるものをお買い求め下さい。でもそれは、ここにはありません。午前中で完売する人気メニューですので、お急ぎ下さい」 最終タスク 100円の人気メニューを買い出しせよ 回答欄 『 』(配点 50点) ※50点は実際に買い出し成功した場合です。 品物だけ言い当ての場合は25点。 |
まったく、なんと注文の多い銀河鉄道であることか。 そのとき、どこからかアナウンスが流れてきた。 「こちらは銀河鉄道管理局。超特急999は本日、当局の都合により極めて異例の始発駅変更を行います。始発駅は小岩井農場。11:00時の発車となります」 なんだとーっ? 絶対に運行ダイヤを変えないことが(変えさせられたことあるけれど)銀河鉄道管理局の権威ではなかったのか! 午前11時までに100円で買える弁当になるものを探し出し、小岩井農場まで往かねばならない。 残された時間はいくらもないぞ・・・ |