過去最低の前回を挽回できるか

 妙高市で開催した前回の買い出しトライアルは、過去最低のぐだくだに終わった。しかし、このままでは引き下がれないと、妙高の「近く」から出題。それも、地元県民の通りすがりの正義の味方さんが「どうやら夏場は一箇所でしか販売していないようです」というリサーチを報告してくれて、今度こそはいけると思いながらも、それをどうやって出題するかでいろいろと思案。ここはストレートにアナグラムなオヤジギャグで固めることに。こんなもの、すぐに解けるだろう・・・のはずだったが!

 
サギが「りんごなう」って(既にさいてーっ)

 出題の内容のアホさ加減はともかく、そのアホさをどのように受け止めるかが、正解を導き出すコツ。深読みをしてしまったら迷宮に陥ることは、織り込み済みなのである。
 が、「こんなオヤジギャグがわからないわけないですよー」と、作画担当の嵐田みぞれはあきれ果てて言うのである。
 さてどうなったかというと、割と解けたようで、そこからが第二の難関として「どこで売っているのか」に取り組むことになる。この時点で、モノがわかった人と、わからないけど場所は判別できた人に大きく分かれたらしい。もちろんしらばっくれて不参加の人もいるが、それは自由裁量。
 たどり着けたが買い出しを間違えてしまったUさんと、たどり着いたものの買い出し目標を探し出せなかったローテックさん、とりあえず信州りんごだ。でも本物じゃなくてお菓子のやつ、というウケ狙いのkawaさんは、トライアル精神にあふれたチャレンジャーであった。
 誰かが買い出しに来るはずだと、その様子を観察して目標を見極めようとしていたsidekickさんは、「俺はオヤジギャグのわからない青二才なの」と言いつつも、つまり場所はわかったが、漫画が何を示していたのか最後まで解明できなかった。
 しかし「信州りんごなうさぎ。一発でわかるじゃないですかー」と、文字通り一番乗りしてきたのが、s.Doさん。掲示板やブログにおいて小出しにしてきたヒント情報を直前までチェックしており、場所も目標も正確に把握していた。そのまま優勝を獲得。しかし買い出し商品と優勝記念品を、宿に置き忘れてくるという大ぼけもかましてくれた。このような結果で、ひとまず、昨年よりはマシなトライアル展開を収めることができた。