どちらか1個買い求めてレシートを持参


 買い出して来なさいというわりに、片方の目標は謎のまま。つまりこれはかなりの確率で売り切れ多発の品物。それにしてもヒントのつもりで載せているこのぬいぐるみには果たして意味はあるのか?


 ところがこのぬいぐるみに伏せられたヒントは、参加者には一瞬で見抜かれてしまう。
 その店名が分かってしまえばあとは買い出すだけである。
 「しまった! わかんねーだろうと思って油断した」←仕掛けた人
 目標は妙高市内にあるベーカリーカフェ・パトラッシュ(分かっちゃうのかくやしーっ)。このお店の名物である米コで作ったコメットさんか、あるいは妙高名物食堂のミサと共同開発したミサぱんのいずれか一つを買い求め、レシートを持参するのがルールだった。
 参加者で買い出し成功した人のレシートは記名で回収され、きんちゃく袋に仕舞われそれをくじ引きするのである。
 しかし今回、出かけた時間が閉店後というのは言語道断として、昼にほぼ同時刻に入店したけれど「13時に焼きあがります」の応対と「本日は売りきれました」の違いが出て、多少の不公平感があった。売り切れと言われたコムロ夫妻は「翌日の午前に受け取りで予約してきた」とまで頑張ったのでリタイアの必要なしと判断。遅れた霙は「買い出しトライアルを甘く見るな」とリタイア。遅れたけれどマフィンは買えたというおいたマンさんは残念にもリタイアとなり、コムロ夫妻と買い出しに成功したAMGさんとSIDEKICKさんとの三つ巴のじゃんけん勝負となった。
 結果、AMGさんが初戦敗退で他の参加者とともに参加賞。コムロ夫妻が二位という名のブービー賞を獲得。優勝はSIDEKICKさんに落ち着いた。
 ここで主催者の悪辣さが露呈。ブービー賞はつまり、品薄だとわかっているのに朝イチで買ってきてしまう「コメットさん」それ自身なのであった。
 いーじゃん。買い出せなくても手に入れられるんだからーっ(それじゃあ翌日に再度買い求めに行くコムロ夫妻の立場はどうなるんだっ)
 ちなみにセンターに掲載したものが、そのコムロ夫妻の努力の結晶。