亀 石
- 奈良県明日香村 見る -
奈良盆地の結界?
長辺4.53m、短辺2.77m、高さ2m強の石造物。大字川原と野口にかけての農地にあり、現代ではすぐ隣に民家や
無人の野菜販売所も所在する。
奈良盆地が池だった太古、川原の鯰と当麻の蛇が池の水を巡って争い、負けた鯰は池の水を蛇に奪われる。
この争いに巻き込まれ、干上がって死んでしまったた多くの亀の霊を慰める為の石と云われる。
亀石は南西方向を向いているが、西に当たる当麻の方向を向いた時、奈良盆地は洪水に見舞われ、水没するとも。