SKETTOとは、Sincere Knowledge ESCUDO Technicale Tools Ownersの略称と言われるが、綴りを覚えるのが甚だめんどくさいため「シンセツデ ケイケンチヲモチ エスクードノ タヨリニナル トンカチト オニイサンタチ」 と訳して覚えればいいらしい。
 今回召還された彼等には、はまたにさんのエスクード・コンバーチブルに、レカロシートを取り付けるミッションが待ち受けていた。


 用意されていたシートはかつていすゞジェミニに装備されていたレカロ。akiさんからはまたにさんに提供されたものだが、シートレールとベースフレームの調達、エスクードのエンジントラブルによる修理入庫などが重なり、しばらくペンディングとなっていました。この作業に駆けつけてくれたのは、青影さん、コムロさん、NONNONさん、SIDEKICKさん、TA01Wさんの精鋭たちです。
 いつものことながら、シートレールとベースフレームの組み立ては、パーツとネジ類の部品合わせから始まります。たいていの場合、これらは二次使用として調達してくることが多く、双方の組み立てが終わっている状態からスタートするのですが、今回は新品を購入してきたことから、どこにどのネジ類を用いるかの確認で、あーでもないこーでもないといじり回すわけです。
 ベースフレームの寸法は、エスクードにとってはフロア横方向ではぎりぎりの大きさ。内側はフロアトンネルにぴったりとくっついてしまいます。それとは逆に、シートは外側に余裕が無く、例によって運転席用と助手席用のシートを入れ替え、シートバック調節ダイヤルを内側に持っていきます。
 片方のシート高さを調整し、レールに組み付けていく間に、もう片方のフレーム・レールが組まれていきます。さらにその合間で、幌掛けに使われるパーツの破損品を新品と交換したり、NONNONさんが持ってきてくれた15インチタイヤ・ホイールと、ぷらすBLUEのものとして保管してあったMTタイヤ・ホイールの交換が行われていたり、あっという間に午前中の作業が進んでいきます。
 後方のテーブルでは、じゅんきちさんが作ってきてくれたサンドイッチ、キッシュ、いなり寿司、蒸しケーキが次々と並べられ、れいんさんよにるコーンスープや唐揚げが温められ、青影さんによる差し入れの団子、TA01Wさん差し入れのとちおとめ、SIDEKICKさん差し入れのペプシコーラの箱が開けられます。
 基地の自慢である杏子の満開には間に合いませんでしたが、レンギョウ、紅唐子、雪柳などはピーク。作業を完了したSKETTO一同は、午後はまったりと花見に移行し、なかなか豪華版の昼食を楽しむのでした。そういえばこの日、新シリーズが放送開始された「鋼の錬金術師」にも、じゅんきちさんの作ったものと全く同じキッシュが登場していましたよ。