いわき市の南の方で林道ツーリング
ESCLEV えれめんつ5より

by 嵐田風花

 4月8日、日曜日。天気予報は曇りときどき雨。
 イベント初参加者が居る時は『雨』というジンクス、健在らしいです。
 私が林道ツーリングに初参加した時は、降りませんでしたけどね(笑)
 それでも集合する頃にはあがっていたのだから、幸先いいのかな?
 皆さんにお世話になった足回りの確認も兼ねて、林道ツーリングに参加させてもらいました。
 2年前の夏には、ツーリングの最中にのまちゃんが熱中症にて入院する羽目になりましたが、今回は専属ドライバーで旦那サンが一緒。何かあっても大丈夫ー(笑 共倒れってウワサも?!)

 北茨城の花園渓谷から、いわきの仏具山をめざしてダートに侵入します。川沿いに谷筋へ下っていき、峠を越えて、一度里へ出てから仏具山へというコースです。
 山の若葉はまだ少し小さかったけど、日当たりがいい斜面には木苺の花が咲いていたし、途中で車を止めた近くには真ん丸の蕾をたくさんつけた桜の木がありました。
 渓流が見え隠れする細い道も、対向車がいなければ景色を楽しむ余裕があったでしょうか?

 里へ出ている間に、雷蔵アニさまご推薦の「おやじがんこそば」さんで昼食。「スタミナまんてんうな重」を「スタミナまうんてんな重」と読み間違えたメニューのある、あの御蕎麦屋さんです(笑)
 「ここがウワサのスタミナまうんてんな重のお店だったのか」
 「ジャンボカツもボリュームありそうだぞ」

 という対話が弾みながらも、なぜか全員冷たいお蕎麦を注文。
 「だから、あったかい蕎麦の方が汁と合うって言ってるだろーっ」
 雷蔵アニさまはそう言うのですが、アニさま自身がおやじ蕎麦の大盛り(つまり盛り蕎麦)をすすってます。
 ご当地の美味しいモノもオフの楽しみですよね。それ以上に魅力があるのは、乗っている車を通じて知り合った仲間達でしょう。林道を走るためだけに、3ケタの距離を走ってくる人も居るんだから・・・
 「酔狂な・・・」と言われてしまえばそれまでですけど、距離が距離ですから、オフで顔を合わせるのは月単位・年単位の間があきます。それでも会ったら気を張らずにいられる関係って、いいですよね。
 そう思っているのは私だけ? と、ふと思って話を聞いてみたら、月単位の間どころか、
 「えー? 来週は天狗の森でお花見ですよー」
 あんたら、ただもんじゃないっ!


 今回の林道ツーリング参加者
 koutaroさん:TD94W
 えいるさん:TD54W−FIELDTREK
 コムロさん:TX92W−FIS
 青影さん:TA52W
 SIDEKICKさん:TA51W
 kawaさん:TD11W−GOLDWIN
 こし亀さん:TD01W−Glimited
 ふっじいさん:HZJ76V
 嵐田雷蔵アニさま:TD61W
 私・嵐田風花と旦那様:TD01W−GOLDWIN


 我が家のエスクード、TD01W“のまちゃん”は、1992年式のゴールドウイン・リミテッド。数えで15歳という年頃ですが、もうすぐ20万キロの大台に乗ってしまう古いエスク。この日集合した全てのクルマのなかでも、年式は一番古かったのです。
 交換してもらったショックアブソーバも「中古品だけれど、5万キロくらいしか使っていないから、従前のよりはマシだろう」(アニさま)と組み込んでもらったたところ、ショックの動きって、本来はこうだったのね。というほど、よたよた感がなくなり、走りやすくなりました。ところが・・・
 「のまちゃんが走ってくるのは、コーナー三つ先からでも解るぞ。今日一番アクセル開けてる」
 撮影ポイントのずっと手前から排気音が、アニさまによく聞こえていたようです。どうも排気管のどこかでクラックが入っていて排気漏れが起きているらしくて、
 「ノーマルマフラーなのに、うちの並みにでかい音してるよー」
 とも、kawaさんに言われてしまいました。はあ、また修理だわ。

 仏具山の登りでは、ふっじいさんのランクルがまさかのパンク。手伝いが入ってタイヤ交換をしている間に、爺ノマドの修理で遅れていたこし亀さんも追いついて、全員が勢揃い。山下りの際にSIDEKICKさんが神隠しに遭ったりもしましたが、無事に戻ってこられまして、横川集落の発電所前で解散宣言。残った面々は初参加で中通り方面に帰るkoutaroさんをお見送りしながら、ラストの四時川林道を走り抜けて帰路につきました。
 


   ちょっとカーテンコール
  ふっじいさんのタイヤ修理が終わるまで、どこかでお茶して待っていようと、勿来へ戻ったアニ様たちは、なんとサクラの写真を撮りに小名浜へ出かけていたという、帰宅途中のまさねーさんとニアミス。
 アニさまのことだから、まさねーさんに「近くにいるなら戻ってこーい」とか言ったのでしょう。
 奇しくも私たちはいわき勿来ICから常磐道に上がったあとのこと。ちょっとのタイミングの差で、二次会を逃してしまいましたので、自宅近くの日帰り温泉でのんびり埃と疲れを落としましたー。
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