SKETTOとは、S
incere Knowledge ESCUDO Technicale Tools Ownersの略称である。綴りを覚えようとしてもすぐ忘れてしまいそうなので「シンセツデ ケイケンチヲモチ エスクードノ タヨリニナル トンカチト オニイサンタチ」 とひねっておけば分かりやすい。
 今回召還された彼等には、のまどんさんのエスクード・V6ノマド・ゴールドウインリミテッドに、カヤバNSRを取り付けるミッションが待ち受けていた。


 95年式V6ノマドに乗るのまどんさんが、8月最後の週末に内房の林道を探検し、その勢いでつくばーど基地にやってきた。

 「つくばーどの本拠を訪ねるのは、エスクードに乗ったときからの、私の夢だったのです。3代目XSのかずろーさんが地元の林道を案内してくれ、TD51Wのあおいろさんが足まわりの交換を提案してくれた。こんなチャンスを逃してはならないとSKETTOを要請したのです」

 ここまでの流れはよくあるお話だが、のまどんさんは兵庫県の在住。利根川、多摩川、天竜川どころではない。淀川の向こう側からはるばるやって来るのである。SKETTOだって、血湧き肉躍る要請なのだ。決してお土産に三田牛の焼き肉が振る舞われるからではない(いやまあ、少しは、それもある)。最寄りのディーラーにて1時間もあれば済むショックアブソーバの交換を、わざわざこんな田舎の車庫まで自走してくることが、「夢」だとおっしゃる。 よござんす、総選挙は期日前投票しておくから、どーんといらっしゃい!である。
 あおいろさん、kawaさん、コムロさん、sugiさん、s.Doさん、とにいさんがやって来る。イタチョーにはTA01Wさんが名乗りを上げてくれた。前夜はかずろーさん、青影さんも夜会に参加。30日はあとからこし亀さんも駆けつけた。あ、これだけの顔ぶれならば、これはもう何もすることがない(ずるいぞ雷蔵)。
 足まわりの交換は、この基地にて何度行われたことだろう。回を重ねる事に各位の腕前も道具も充実していく。飯ごう炊さんで炊き込みご飯を作るのが間に合わなかったほど、手際よく作業が進んでしまった。もちろん14年間無交換であった各部のボルトは強固に固着していて、タイヤを交換するのとはわけが違う。それらの課題も、昔に比べれば微々たる問題だった。
 炊き込みご飯に三田牛焼き、焼き鳥、中落ちカルビと充実した昼飯で満腹感を得たあと、試運転でノマドを裏山林道・支線の2に持ち込む。実際のところ、日常用途ならあと1万キロくらいは走れたと思うが、そこは新品のショックの働きには敵わない。舗装ルートのロールも小さくなり、未舗装路での姿勢維持もしっかりとしたものとなった。

 「夢が現実になったのに、夢のようです。必ずまた、みなさんに会いに来ます。素晴らしい週末でした」

 今回は天狗の森のロッジ手配が間に合わなかった。それほど急展開な出来事だったが、頼れるSKETTOのミッション遂行によって、のまどんさんは軽やかに天狗の森を駆け下りていった。SKETTOの各位、お疲れさま!
 のまどん イン つくばーど by のまどんさん
 関東遠征旅行記プロローグ by のまどんさん
 関東遠征つくばーどを訪ねてA by のまどんさん
 関東遠征つくばーどを訪ねてB by のまどんさん
 関東遠征つくばーどを訪ねてC by のまどんさん

 関東遠征つくばーどを訪ねてD by のまどんさん
 関東遠征つくばーどを訪ねてE by のまどんさん
 
 のまどんさんのエスクと三田牛を囲む会 by とにいさん
 のまどんさん追撃オフ番外の番外編 by かずろーさん