東京都内で林道三昧
奥多摩オフラインミーティング

 TD94Wのsugiさんが、7月上旬に企画していながら、あとからやってきた台風4号のために、ジンクス・・・いや順延を余儀なくされた奥多摩・山梨林道ツーリングに出かけてきました。
 東京都とはいっても、奥多摩は首都の猛暑とは無縁の世界にして、古来の姿を残しているところ。古道もあれば林業のための営林林道もあります。ダム湖の周遊道路をローリングするバイクや車達とは異なるフィールドへ、10台のエスクード達が分け入っていきます。
 

 今回の参加者
 幹事・sugiさん親子(TD94W XS)
 
kawaさん(ノマドV6ゴールドウイン)
 SIDEKICKさん(TA51W)
 嵐田(TA01R)

 青影さん(TA52W)
 とにぃさん(アメリカ仕様TL52W 赤)

 もっちゃさん(TL52W 白)
 Hand-axe11さん(TL52W 白)
 よっしーさん親子(グランドエスクード)
 YU−JIさんご夫妻(TD54W フィールドトレック)


 10台の半数が2代目エスクードというのは、ちょっと新鮮な風景です。それにもまして、いよいよ1600ccクラスは少数派になってきました。こういう類型を見ていくと、いろいろ発見があるのだけれど、とりあえず橋を渡ってトンネルを抜けて、いきなり鋭角ターンで進入したとたんの急勾配。里からなだらかに進入するのとは、奥多摩はわけが違います。
 管理上ゲート封鎖されていたり、これはもはや廃道という道もあったりしますが、どこまで行ってもぽつぽつと集落が生活圏を構築しています。もうローリング族の排気音など聞こえない、蝉の大合唱と渓流の音だけの世界。日ざしは強いけれど、山あいを通り抜ける風は心地よい1日でした。
 山梨側は、奥多摩以上に各林道のルートが整備されていますが、工事による通行不能カ所、良いところで袋小路という事情はいずこも一緒です。移動中の国道沿いの植生や地質を見ても、東京側より険しく不安定にみえますが、それでも冬季閉鎖されない路線があるのは、うらやましい。
 sugiさんの事前のリサーチは、そういった行き止まり情報もほぼ網羅していて、突発的な引き返しにもあわてることなくリードしてもらえました。初幹事のジンクス(もういいって)の雪辱は、十二分に果たせたようです。