☆Reborn 再び大地へ


 2006年10月10日の登録。1年ぶりのショートボディに乗り込む。しかしこれは2型の1600cc。運転席まわりは一番古いパネル構成になっており、3型のノマドと共通部分もあるが、2型で消えるギミックもある。インパネの照明照度を変えられるダイヤルは、11年ぶりに体験した。
 エンジンはストレスなく始動する。そういえば、バッテリーもこの世代はターミナルの大きさが特殊で交換時に困らせられたが、現在はアダプターによってサイズを調節できる。
 低速での発進時、プロペラシャフトかトルクコンバータかのどちらかにビビリが入る。駆動系では唯一、そこが気になるところだが、普通にアクセルonする分にはその現象は出ない。それよりもブレーキの効きが悪すぎる。リアはシュー一式を交換、マスターシリンダーも交換しているが、フロントは調整のみにとどめられている。ここは要再整備。それ以外の問題点は特にない。
 幌はそのまま運用できるレベルに修繕され、フィルムの汚れもかなり落としてもらえ、後方視界は思っていたほど悪くなかった。前席上部のみを展開して走る。ノイズは一般的なテンロクのレベル。キャリア類をつけていない分、まともに会話もできるし、ラジオも聴ける。幌をめくったとき、2年分の土埃がたまりに溜まっていたのはご愛敬だ。それらが風で巻き込まれてくることがないのは感心だった。
 納車時点で勧告されていた、エアコン関係電送コードのヒューズホルダー(粗悪材質によるリコール)は、あとから部品交換。
 いまのところ、大がかりなカスタム化の予定はない。ドアバイザーとリアバンパーステップは、ももかさんから贈られたもの。これとリアゲートのSUZUKIエンブレムだけが、後付の純正部品。SUZUKIエンブレムの切り文字は、前所有者がはがしてしまったらしい。ESCUDOのネームプレートもはがされていた(室内では、なぜかフットレストが撤去されていたので、在庫があるかどうかの確認も含めて部品発注)
 我が家のオリジナルエンブレムを指定位置に取り付けたところ、空間が空いてしまったので、本来はネームプレートが貼られていた場所に「+BLUE」のメッキ文字を付け加えた。カップホルダーは、娘からのプレゼント。ドアミラーのバイザーは量販店に在庫が無くなっており、やむなくノマドから移植した。

 パワーウインドーユニットは、初期型だと膝頭に当たって煩わしい。このため見てくれの悪さはかまわず、緩衝材をパッドとして、わざと無造作に貼り合わせてある。