☆Reset 10万キロ到達の日



 2007年9月26日、ぷらすBLUEの積算走行距離が10万kmを刻んだ。これはこの個体が初めて登録された、1991年3月からの走行距離となる。休眠期までの距離が、約7万7000km。復帰後、1年弱でここまで到達した。 ぷらすBLUEは、2型のエスクードであるため、オドメータは5桁のタイプ。10万kmに到達すると、メータは強制的にゼロカウントにリセットされる。
 記録簿がきちんと残されていたため、年次ごとの走行距離が確認できることから、ぷらすBLUEは走行距離のごまかしはされていない。今後市場に出てくる、10万km未満の01系初期型エスクードはメータが一回りしていることも可能性としてみなくてはならない時期になっている。が、エスクードの初代で、しかも幌車という選択肢は、ある意味特殊だ。
 それに乗りたいというユーザーでなければ、まず手にすることはないと思われるのと同時に、幌車で前期モデルを選択するとなれば、程度の如何に関わらず「ポンコツに乗っているのだ」という意識が前提となる。しかし、どうしようもなくポンコツなのかといえば、個体ごとの差はあるにせよ、まだまだまともに走る。
 1年ほど乗ってみて、V6モデルに慣れきっていた自分には、「以前のエスクードはこうだったなあ」という記憶を取り戻す機会が多かった。この感覚が、ことのほか楽しい。