☆React ロックアップしなくなった


 12月中旬、オートマチックトランスミッションの動作に変調が起こり、4速にロックアップしないことがときどき生じた。10月にATFを交換したばかりで、下回りをぶつけたこともないため、フルード漏れとは考えられないが、20kmほど走るとロックアップするので、様子を見ていた。このあと、月内一番の冷え込みがやってきて、原因がわかっていく(気が付くのが遅いぞ)
 症状と反応が顕著となったのは下旬になってのこと。
 高速道路を走行中に、突然4速へのロックアップがカットされ、3速に入ってしまう。PAに入って再度発進するにも、3速までしか自動変速しない。
 このトラブルと同時に、水温計がオーバークール状態に陥っていた。ヒーターも当然、効かなくなってしまった。サーモスタットの故障だ。開いた状態で破損し、冷却液が大量にラジエター内に流れ込んだものと思われる。これでエンジンが暖機状態になったと判断し、アクセルを踏まなくとも回転を上げていた。
 サーモスタットを交換する際しばし悩んだのがパッキン。薄手のシール材と、ゴムパッキンが用意されている。どっちを使えばいいの? と思ったら、ゴムパッキンはエスクード(G16A)のサーモ装填部にはサイズが合わない。シール材だけで装填するようだ。
 水温調節が正常に戻ったと同時に、4速へのロックアップも回復した。AT自体の故障だったら手痛い出費になるところだったが、大事に至らず2007年を年越しできる。