☆Reinforce 車体補強と光源の補充


 車体の補強になるかというと、これは大げさな話で、実際にはランプステーである。補強機能があるとすれば、フロントバンパーをある程度防御するかもしれない、くらいのもの。それならカンガルーバータイプのごっついグリルガードの方が適しているが、少なくともそれはコンバーチブルには似合わない。ぎりぎりの許容範囲が、この形だろうと判断している。
 補充という意味では、純正のままのヘッドライトに対して、補助灯の必要性を感じていたことにある。暗いわけではないが、明るくもない。バルブ切れを起こしたらワット数を上げようと思っていたが、どういうわけか車の購入時に取り付けられていたバルブが長持ちしているので、これはそのままに、補助灯を追加補充することにした。
 この世代のエスクードは、幸いにもバンパー上部にボルトオンする方式の補助灯取り付けが認められている。が、バンパーに穴開け加工する手間を省くために、ステーを介して取り付ける方式を選択。スズキスポーツのランプステーが最もシンプルな取り付け構造で、フレームにU字フックを回してボルト締めし、左右の2点だけで充分な強度が保持できる。
 補助灯はIPFのもので、バンパーに直に取り付けるタイプのランプを流用。基部のぶれ止め固定ピンは削り取る必要があった。光量は控えめだが、手元を照らすという使い方には問題ない明るさを確保している。