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156000km。スタッドレスタイヤからオールテレーンに切り替える。先シーズンまで使っていたデューラーH/T684から、サイズは195/80R15のまま、グラントレックAT3へ変更した。
スタッドレス以外でダンロップのタイヤを履くのは、ヘリーハンセンのTA01W以来。実に16年ぶりになる。89年当時は、そもそもオールテレーンタイヤ自体が存在しないと言って良かった。後にグラントレックAT1が登場するが、テンロク純正サイズはなかったように記憶している。その頃使っていたのは、一般的なラジアルタイヤのTG4であった(積層が8プライスもあったため、硬めのタイヤだった)
知らぬ間に第3世代へ移行し、しかもデジタイヤとしてエコラインアップ商品になったグラントレックATシリーズ。転がり抵抗を約9%削減しながら、耐偏摩耗性能も向上させているという。パターンをデューラーH/T684と比べても意味はないが、確かにH/Tよりもトラクションのかけられそうな粗め指向。それでも乗り心地がマイルドなので、オンロードにおける性能重視で設計されているようだ。
土や泥道に持ち込むと、翌週予定している足回り交換作業時にひんしゅくを買うので、フラットダートと舗装のワインディングのみを試してみると、そこはA/T、ダートの安定さは想像通り。ワインディングの上りもリアがしっかりと食いついてくれるため、コーナーでふくらまない。予想以上だったのは下りの方で、雨上がりの天狗の森から駆け下りる際に、2速固定のエンジンブレーキのみで、ほとんどのコーナーをまわれることだった(速度自体はたいしたことがないレベル)。相変わらずダンロップは限界が高い。といって、まだ対ウエット路面性能は試せていないので、これから様々な場面に馴染ませて行かなくてはならない。 |