☆Rｅａｄｙ！　足回り改良の用意はできた
		２００６年１０月来、ほぼノーマルスペックで過ごしてきたが、いよいよ足回りを変更し、ロードクリアランスを確保することとなった。コイルスプリングは懐かしのＡＰＩＯロードウイン、ストラットはカヤバのニューＳＲに、延長キットを組み込む。 　ロードウインは公称２インチアップコイルと言われてきたが、純正コイルに対してふた巻き以上長く、バネレートも２０００ｃｃモデルにまで対応していたらしく、軽量の０１Ｒに組み込むと、かなり硬めの印象になる。さらにリアサス側はストラット側のストローク量が追いつかないほど。 　第１段階ではアッパー側のスペーサーだけで組んでみたが、タイトコーナーでリアのブレイクが顕著になり、アンダー側にブラケットを追加して余力を稼ぐ。この試走でフロント側のアライメントにも補正の必要が確認され、これを再調整する。 　アライメントチェックは、１０年前だったらオートショップに持ち込んで、それでも「ほとんど調整できない」と言われていたが、現在はユーザー間の経験値やツールの発達で、なんとガレージ整備でできるようになってしまったことが驚きだ。水平水準器とメジャーで、慣れれば２人、さらにつわものは１人でやってしまう。 　タイヤホイールが１５インチの純正規格なので、ホイールハウス内のクリアランスは大きな余裕ができた。コイルの硬さにより幾分ごつごつした乗り味になったが、ライトクロカンらしい出で立ちと、そこそこの走破性となる。ただ、ロードウインは元々クロカン向けのキットではない。これでオフロードコースに持ち込んでも、楽しい結果にはならないだろう。林道でのマージン確保として運用する。念のため、デフのマウント位置を下げるためのパーツ製作を依頼した。