☆Ramble 1年間何事もなし


 12月1日、積算走行距離が240000キロとなった。
 前回のリポートが1年前でエンジンのオーバーホールを行っており、その後の調子は上々だ。
 この個体もあと2年で「30年前のクルマ」になっていく。


 タイトル通り、この一年間、特筆すべきことは何もなかった。
 霙の通学用コミューターとして地道な距離を刻む日々だから、10000キロを走るのに1年7か月かかっている。
 しかしそれが普通の使い方でもある。まったく走らない状態よりも、コンディションを維持するにはちょうどよい。
 霙はロートル車であることをよく理解している。アクセルワークも巡航速度維持も丁寧だ。
 もちろん、見ず知らずの人が触れたらただのポンコツ車でしかない。2006年にこれを手に入れた時点で、及第点ではあったにせよそういう部類の個体であった。
 ここまで乗れるかどうかは当時考えもしなかったが、次第にどこまで乗れるかを考えなくてはならなくなることが、理解できた。