そうして残る距離を刻みながら6月18日早朝、320000キロに達する。
ここにも数字の意味が出てくる。
初年度登録91年のエスクードコンバーチブルは、2023年において32年目にあたる。こちらは上1桁の無いメーターが恨めしいところだが、32年目にして320000キロという偶然を呼び寄せることとなった。もちろん「ぷらすBLUE」の名をつけた日からはまだ17年でしかないが、個体としての齢と距離は引き継がれている。
ここまできたら「32」を一致させる場所にて320000キロを刻ませたい。そこで霞ケ浦に走らせる。茨城県石岡市の西浦(河川法上の霞ヶ浦の呼称)に、常陸利根川河口から32キロ地点のキロポストがある。ここを一度通過し、800メートル戻って「丁度の場所と距離」に到着した。
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