☆Reelection TETSUJIN再び


 2017年に足回りを変更して以来、6年で約10万kmを走らせた。
 このときの足回りメニューは、硬めのロードウインショックからカヤバへの変更と、1600ノマド用1.5インチアップコイルの組み込みだった。
 今回はフロントサスにおいて逆のことを行った。同時に、リアのカヤバもストロークの長いショックへとバージョン換えを施し、上下に取り付けていたショック延長キットのアッパー側を外すこととなった。アッパー側を付けたままだとコイルが伸び切り脱落の恐れがあるためだ。
 これらは青影さんのTD61Wに組まれていたもので、ぷらすBLUEでは300kgほど軽い車体への取り付けとなる。


 ロードウインのショックは、カヤバに比べると硬めである。以前はこのショックと対のロードウインコイルとの相性が、ぷらすBLUEに対して必ずしもマッチしておらず、跳ね気味の挙動が出ていた。それを是正したのが前回の足回り変更で、今回はコイルがスズキ、ショックがロードウインという新規の組み合わせ。
 それ以前に6年10万kmの使用によるショックの劣化が、細かな振動を起こしていたことを、交換によって改めて体感した。
 硬めといいながらも減衰力の可変も可能なロードウインは、当時と異なるタイヤ銘柄とも相まってしなやかに動く。
 長距離の試走はこれから実施する。