羅須軽小僧・釣吉は、釣りに出かけた。
相変わらずいろんなものを見つけてくるのだけれど、
果たしてその釣果はいかに・・・
2004 文月
「The prairie which sprouts green is crossed.♪」
「釣吉ってそんな歌を知っているんだ」
「うん、ここしか歌えないんだけどね」
でも今日は、草原を越えて釣りに行くのだそうだ。
さて海鳥たちにいぢめられなければいいけれど。
今年一番の青空と海に見とれて、釣り竿を出すのも忘れちゃったよ。
「をい、釣るのか釣らんのか?」
海鳥が近づいてきたから、ちょっと格闘して、河口から川筋を登ることにしたよ。
(あやうくしっぽをかじられるところだったらしい)
をを りっぱなものです。