羅須軽小僧・Pたちは、雪灯籠祭りに出逢った。
雪深い町は除雪をするだけでも大変。
でも住んでいる人たちは、楽しいことを思い描くのを忘れていない。
2005 弥 生
「氷の器が光っている!」
「これ、バケツじゃないか」
「バケツに雪と水を入れて凍らせたんだね」
「町じゅうに並んでいるみたいだよ」
「きれいだなあ、他のも見物に行こう」
「hanapyさんとこに負けてられない」
「よし、僕らもかまくらを作ろう!」
「うまくできかたな?」
「たぶん、うまくできたよ」
「じゃあ、記念に頭領にも入ってもらおうよ」
「そうだね、頭領っ まあ中にどうぞっ」
「すまんっ せっかくだけど
気持ちだけ受けとっとく」