羅須軽党は、怪盗羅須軽小僧が身を寄せる謎の集団である。
 怪盗であるため、盗みを働く。しかし、こやつらが盗るのは「笑い」である。
 怪盗羅須軽小僧は大きく分けてオリジン、大江戸版、北海道版、広島版と、
さらにぷプライズ版と、便宜的に分類される。
その増殖は、新たにキロロ版、信州版を加え、今なお続いている。
 このものたちは、いたはししゅうほう氏の『ペイルココーン・大江戸編』に登場する
同名の登場人物とは、一切無縁である。



『オリジンの零』

 党内では最も古参であるため、全身へろへろ。現役時代は音声記録されたICが内蔵され、みゅーみゅーと鳴いていた。
 最近、全身の汚れ落としと抗菌処理を施した。
  へろへろに拍車がかかってしまった。 
『オリジンの壱と弐』

 クレーンゲームに登場した初めてのロット。
 どこがアライグマだ? 猫か狸と言った方がまだ似合う。
 ユニゾンしきれていないポーズが愛嬌だが、モスラを呼び寄せる力はない。

『オリジンの参』

 やはりプライズシリーズ。
 仲間にぺろぺろキャンディを持っているもの、ワインボトルを抱えているものも存在するが、捜索が難航中。
 このブドウは偶然にも、でぃやん宅で発掘された。
『オリジンの四』(2体保護中)

 
上のブドウと同種。捜索が難航していたんじゃなかったのか?
 いきなり届けていただいた。すてらうえいさん、ありがとうございます。
 ところで「ワインボトルを抱えている」と、上で書いているが、実は『苺のソーダ水』である。
 えっ? アライグマって炭酸飲料水飲んでも平気なのか!? 
『オリジンの五』

 
これでこのシリーズは勢揃いのソフトビニールパーツ付きラスカル。再びでぃやんが捕獲してくれました。
 と、思いきや、このぺろぺろキャンディはキルティングとフェルト製ではないか。
 
『オリジンの六』

 指先サイズのマスコット。
 何の景品であったか、これ単体での商品化だったか不明。

『壱号(右)と弐号』

 オリジン版(商標としてこうは呼ばれていない)に対して、よりキャラクターデザインを忠実に立体化させた。
 実を言うと弐号は、当初は郵政省企画のクリスマスメールメッセンジャーで、サンタ帽子をかぶっていた。
『セブンイレブン03クリスマス』
(まさ姐からのいただきもので2体目を保護)

 森永のアイスクリーム、アイスキャンデーの詰め合わせに付いてくるという企画もの。党最大級のサイズだが、実際には大江戸・北海道などにも、こんなもんじゃない超巨大なのと超弩級のがある。
 隣にいるのはタイプS。
『セブンイレブン04 ケーキラスカル』

 いわゆる一番くじというやつで、一回500円でペアグラスやらカップやらが当たる。こいつは一等賞の賞品で、いきなり当たってしまった。ケーキラスカルという名称かどうかは不明である。
『セブンイレブン04 やわらかラスカル』

 タイプMとSの中間ほどの大きさで、手触りが非常にやわやわとしている。
 これは販売商品で、パトラッシュやアメディオと共に売られているが、3種類の中では一番似ていない。
 どうもセブンイレブンタイアップのぬいは、出来の悪さが鼻につく。


『ミニラスカル・ザリガニ』

 
タイプSよりもっと小さいミニラスカル。
しかしちびっちゃいとはいえ、こいつと対比した場合、なかなかの巨大ザリガニではないだろうか?
 大江戸版に加えるけれど、製造元は異なるようだ。

『ミニラスカル・食玩系』

 世界名作劇場マスコットシリーズのひとつ。同僚にアメデオとかパトラッシュとかいろいろいる。いることはいるが、シリーズ後半戦の同僚達は名前を覚えられない。

『パジャマラスカル』
 パジャマと枕と本体の配色が絶妙のプライズもの。
 下あごが妙にでかい。仲間にアメデオが居る。
『ハイキングラスカル リュックタイプ』
LANさんからいただいたもの

 やはりプライズもの。赤いスカーフを首に巻き、デニム地のリュックサックを背負っている。タイプMよりもひとまわり大きいが、本体に対してリュックが小さすぎ。
『ハイキングラスカル バッグタイプ』
LANさんからいただいたもの

 リュックタイプと同企画のプライズもの。黄色いスカーフを首に巻き、デニム地のバッグを持っている。魚釣りの帰りなのか、これが弁当なのか? バッグには魚が入っている。なぜか2体いるが、こいつらもモスラは呼べない。
『スーパーDXやわらかラスカル』

 これもプライズもの。ベビーラスカルとも呼ばれているらしいが、ハイキングラスカルよりもでかい。肌触りに特徴を持たせていることと、柔らかなイメージを出すために色彩も淡くなっている。寝そべりスタイルのピンクもあるらしい。
スーパーDX
新シリーズ
『スーパーDXやわらかラスカル』
しんいちさんからいただいたもの


 等身だけでなく、顔立ちもデザインが大幅に変更されている。
 ブルーのマフラー付き
『スーパーDXやわらかラスカル』
しんいちさんからいただいたもの
 同シリーズ全二種のもうひとつ。
 寝転がりポーズで、ピンクのミトン手袋をつけている。
『スーパーDX Highqualityラスカル』  

 やはりプライズもの。ハイクオリティの名にふさわしく良くできていて、最も原作設定に近いと思われる。
 なかなかでかい。それでもって、この怠惰な仕草がなんとも憎めない。
『スーパーDX いたずらラスカル』  

 プライズもののねころんだやつ。たてると尻尾の丸め方が「ゴジラ対ヘドラ」の空飛ぶゴジラみたい。抱えているものは放射能プラズマ火炎・・・ではなく、毛糸玉と思われる。いたずらシリーズは、もう一種類あるらしい。
『ラインストーンチェーン付きラスカル』   
 プライズもののマスコットサイズ。全4種のうちの一つ。
 4種類は色、ポーズが異なる。
 (和彦@さんからいただいたもの)
『てざわりやわらかラスカル』  
 プライズもの。うたた寝してます。
 猫かおまえは・・・。
『発掘されたラスカル』 
 プライズもの。いつのまにかまぎれこんでいたため、どんな種族か不明。
 
リアルラスカル
シリーズ

和彦@さんからいただきました。全3種類のうち、2種類まで
(うしろのはお客さんね)
『リアルラスカル』
和彦@さんから1体いただき、2体めを保護


 プライズ景品だが、動きのあるポーズが特徴。
 原作イメージに対して、ややスマートすぎの気もするが・・・
『リアルラスカル』
和彦@さんから2体いただき保護

やはりプライズ景品で、立ち姿。
2体いるからといって、マーブルスクリューは出せない。

『テディベア風ラスカル』
 実は小樽からやってきているのだが、HOKKAIDORASCALのラインナップではなさそう。表皮素材と、手足などの可動を可能にしてあるのか、一番足長な小僧でもある。
『ラスカルアップル』
 イオングループとセキグチの世界名作劇場企画もの。
 なぜ林檎なのかは、原作の流れを失念しているため不明。