航続可能距離545km(くらい)
侮りがたしクルーズコントロール
 上の2点は、別々の給油時に撮影したものですが、510kmほど走行したところで燃料警告灯が点灯しました。すると、航続可能距離は計測できなくなります。フルタンク(66リットル)に給油すると、545kmからカウントダウンが始まり、5km単位で数字が減っていきます。
 しかしこの減り方、5km走って5km減るわけではなく、1km走ると1メモリ減るという感じで、安全マージンとはいえ見ていて「ふざけんなーっ」と思ってしまいます。
 ところで、V6−3200ccともなると燃費悪そうと思いこみがちですが、左上の給油の際は群馬県の北関東太田桐生インターから新潟県妙高市を往復し、スタートとゴールが同じガソリンスタンド。526.6km走って、リッター9.6kmでした。混雑がなかったのがなによりですが、4名乗車で北関東道のアップダウンを巡航し、妙高市の現地では山道も走り、試乗会ではそれなりにエンジンを回してもらっています(あわわ)
 右上の給油は、妙高往復でのタイヤ空気圧が1.8kgf/cuであったため、指定の2.2に調整した後、千葉市でフルタンクにして東関道まわりで常陸那珂港へ向かい、そこから水戸へ戻って市内から常磐道経由でいわき中央インターまで走り、このところ歴代エスクードを撮影している湯ノ岳パノラマラインを駆け上がって、駆け下りています。
 帰路は北茨城インター手前で事故渋滞にはまり(北茨城・高萩インター間が通行止め)、北茨城インターを出るまでに約40分のアイドリング・徐行。一般道で高萩インターに移動し、再び常磐道で帰宅。そのあと仕事のためにもう一度水戸市へ出かけて約410km走行し、この日2度目の給油で40.25リットル(うかつにも撮影せずにトリップカウンターをリセットしてしまいました)
 くやしいけれど(くやしいのか?)クルーズコントロールの成せるワザです。最高速度で高速道路ならおおむね105km/hまで設定できる(最低速度域でははだいたい40km/hくらい?)わけですが、巡航速度時にほぼリッター10km代で瞬間燃費計を安定させていました。
 微妙なアクセルワークは人間の方が上手ながら、大雑把にでも一定のスロットルを維持し続けるというのは、機械ならではの制御です。都市部オンリーでの運用ではここまで走らせるのは困難と思われますが、XSの燃費はなかなか優秀です。
 ついでに、給油時にエア抜きバルブの様子を見てみましたが、吸い込んだ燃料も勢いよく吹き出します。
 口金の位置と角度に難ありですが、ともかく給油機が一度止まってからの継ぎ足し時はゆっくりと静かに注ぎ込むことがコツです。