【今回の参加者】
青影さん TA52W
教授さん TA74W
SPFYOさん TDB4W
s.Doさん TD11W
kawaさん TD11W
とにぃさん TA01V
井の頭の住人さん TDA4W
もっちゃさん TL52W
コムロさんご夫妻 TX92W
suuuさん TD01W
かずろーさん TD94W
sugiさん家 TD94W
和邇さん一家 TD02V(サイドキックロング)
ローテックさん TDB4W
えいるさんご一家 TD54W
NONNONさん TA01W
ふたみさん TD02W
金銀魔王さん TD54W
のまどんさん TD11W
たぐちさん TA01R
KeN坊さん TD54W
風花さん&新月さん TD01W
はまたにさんご夫妻 TA01R
TA01Wさん TD54W
マーティーさん TDA4W
もかぞうさんご夫妻 DBA−BR9B(レガシィアウトバック)
だいすけさん ジープS−J53
二階堂裕さん JB23W

幹事 SIDEKICKさん  TA51W
雑用 雷蔵      TD61W

 4度にわたって晴天というのも幸運(嵐田みぞれのはいぱーてるてる結界の効果覿面)だし、30台に及ぶ参加台数も、まだ4度目の朝霧高原としては上出来。
 たった1、2時間のために集まってくれた人たちにも、土曜日の仕事をやっつけて駆けつけてくれた人たちにも、いつものように2日間フル参戦してくれた人たちにも、まず御礼の言葉を申し上げたい。
 雑誌取材を織り込んだとはいえ、ことしの朝霧は予行演習のような要素と、主催者側は意図していた。2013年に巡ってくる、エスクード誕生25周年にあわせて、プレ・記念イベントとして計画されているのが、来年の「朝霧高原X」なのである。
 だから、3世代に拡大したユーザーの心をどのようにとらえればいいのか、初代の20年選手に届こうという個体の状態は保たれているのか、2代目はどの程度顔ぶれを見せてくれるのか、3代目に四半世紀という重圧をかぶせてしまっていいのか。
 いろいろと葛藤をはらんだことしの企画の中で、朝霧高原に本腰を入れるための方策を考えた・・・わりには、いつもとそんなに変わらない展開に落ち着くのであった。
 それは、きっとエスクードに対する愛着を持ってくださった人々の、快い協力によって実現したはず。主催者の仙台はともかく、兵庫県の三木からまでやって来てくれる。それぞれ片道500キロの道のりが出会うところ、それが富士山麓なのだ。
 初代の1型ハードトップバンから、3代目のV6、3200まで、さまざまなタイプのエスクードが勢ぞろいした。逆輸入されたサイドキックや、国内投入僅か330台の3代目ショートが並ぶ光景は、よそでは実現できない。
 しかしまだ、型式のコンプリートには遠いし、実質として30台を越えることができない。これらは、今のつくばーどの限界なのかもしれない。
 それでも数年ぶりに、10年ぶりにと、元気な姿を見せてくれた人々は、それぞれの笑顔で励ましてくれる。持ち寄った食材と道具は次々と美味い料理を作り出し、ツーリングやクロカン、メンテナンスの話題が次々と繰り出され、夜半に降った雨も雲ごと流されていく。足りないものは、やっぱり時間だ。
 傾向と対策はメモできた(と思う)。今回の開催をステップボードに、来年へと弾みをつけたい。とりあえず、晴天のタイミングを見極めることが、一番大変な気がしている。