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スーパースージー編集人の二階堂裕さんはV6‐2500のエスクードに乗ったことはなく、雷蔵もまた直4‐2000のエスクードを走らせたことがない。 「じゃあ取り換えっこして乗ってみようか」 というノリで、猿ヶ島の河原に行くことは行ったのですが、車高の上がったBLUEらすかるに対して二階堂さんのエスクードはノーマルで、リアサスが抜け気味。 いやそれ話にならんでしょう・・・と思ったけれど、二階堂さんはどんどんがれ場に入っていく。我ながらたいしたもんだようちのエスクード。なんて余裕かましている場合じゃありません。 「えっ、そこ行くの? ノーマルじゃ刺さるでしょっ」 と、さすがに(人様のクルマだし)ビビりましたが意外にも、モーグルでもキャンバーでも二階堂さんのあとをついていくことができるのです。キャンバー気味のくぼ地はだめだろうと覚悟を決めましたが、ラインどり次第でどうにかなる。 うーむ、けっこう走るよノーマルのエスクード ←今さら何を言ってんだか。 「以前も言ったけれど、バンパーが無ければエスクードはジムニー並みに走るよ」(あるんだよバンパー) 「ここまでやれるとは考えてませんでした。フレームこすったの2回だけだった」(こすったのかよ) |
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それぞれのエンジン特性については、 「粘りがあるねV6」 「1600以上に瞬発力がありますね、直4」 想像以上だったのは、直4エスクードの回頭性の良さ。BLUEらすかるがタイヤを大径化しているせいもあるのですが、そのつもりで舵を切ると、びゅんっと曲がる。フロントが軽いのです。 同じ直4でも1600は厳密にはシングルカム。ツインカムの2000はスタートダッシュではぐいぐいと前に出るし、ヒルクライムも助走などいらない(傾斜20度程度です。登れなかったら恥をかくところだった) もっとも1600は車体全体がさらに軽いので、猿ヶ島にあるヒルクライムは霙のような初心者でも登ってしまうのですが。 それにしても平凡なラジアルタイヤで規格サイズの二階堂さんのエスクードを借りて、浮き砂利でも石ころでも砂地でも後れを取らないって、BLUEらすかるの立場がありません。 |
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久しぶりのライトクロカンを堪能して帰路に就きながら、ふと思い立ったのが、 「基地とSSC出版の直線上に、フジ・オートもあるなあ」 これもまた恵方の地だよとお邪魔してみると、よく知っている左ハンドルのアレがオイル交換で入庫しているではありませんか。 「えっ、なんでいるのっ?」 「ええっ、なんでいるのがわかったのっ?」 恵方の地からやって来て、恵方の地にてばったりという1日でした。 |
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